Luke Hogfoss – Florida

「’Florida’ は、コヴィッドの閉鎖中にシアトルのアパートで書いたんだ。フロリダのマイアミに行くはずだったんだけど、旅行がキャンセルになったから、フロリダのことが頭から離れなかったんだ。このアルバムには、実在の人物、架空の人物、そしてある種の組み合わせなど、複数の人物が登場する。

とても遠い場所のことを書けてよかった。私はサウスカロライナで育ったんだけど、家族でフロリダに休暇に行ったものさ。ココア・ビーチでロケットの打ち上げを見て、太陽が昇ると思ったことを覚えている。このアルバムをミキシングしているときに、当時の私の人生で起こっていたこと、つまり人間関係の悪化、薬物乱用、感情のコントロールについても書いていることに気づいた。だから、このアルバムは多くの分野をカバーしていると思う。アーティストが自分の問題に取り組んでいる典型的なケースであると同時に、マイアミの架空のポルノスター、ジョニー・サラミやキーウェスト行きの橋に乗るヒッチハイカーなど、一連の楽しいストーリーやキャラクターでもある。それが心の状態であれ、感情的な存在であれ、誰もが何らかのフロリダを持っているように思える。このアルバムは僕のものだ」