Ida Stein – Bring It On

ノルウェーの主要ラジオ局や海外メディアで高く評価されてきたIda Steinが、10月にデビューアルバム『Bring It On』をリリースします。エレクトロニカ、ジャズ、オルタナティブ・ポップにルーツを持つ彼女は、ノルウェー音楽シーンで独自の存在感を確立してきました。これまでに、NRK P3の「Urørt」でファイナリストに選ばれ、「北欧の新しいサウンド」と称賛され、彼女のEP『Changing』はApple Musicのエレクトロニカチャートで1位を獲得しています。

『Bring It On』は、彼女の長年の芸術的な探求とコラボレーションの集大成です。パートナーのWerner Peschut（シンセ、ドラムプログラミング、バッキングボーカル）と密接に共同制作されたこのアルバムには、彼女のライブでも共演している著名なミュージシャンが多数参加しています。Stein自身が作詞、作曲、プロデュース、ミックスをすべて手がけ、ボーカル、シンセ、ギター、ドラムプログラミングも担当しています。

アルバムタイトル『Bring It On』は、「かかってこい」という個人的な強さと自由の宣言であると同時に、社会構造や、誰が声を持つべきかに対する批判という二重の意味を持っています。楽曲は、傷つきやすさと決意の両方を感じさせる歌声によって、レジリエンス（精神的回復力）と自立というテーマを中心に展開しています。

Ida Steinは、ソングライティングからプロデュース、ミキシングまで、ほとんどすべてを一人でこなすアーティスト、作曲家、そしてプロデューサーです。自身のレーベルSilver Shapes Recordsを運営し、By:LarmやSlottsfjellといったフェスティバルに出演するほか、SYNKというクラブ向けのデュオでも活動しています。今回のアルバムリリースを記念し、ベルゲンのLandmarkやオスロのParkteatret、地元サンドフィヨルドでのコンサートを予定しています。