アイルランドの静寂から、轟音と叙情が交錯する新境地へ。ポストロックの残響にシューゲイザーの色彩を重ね、newhvn が描き出す広大なインディー・ロックの地平

アイルランドの辺境から登場したnewhvnが、デビューアルバム『Spring Time Blues』からの第1弾シングル「Skin Off the Bone」をリリースしました。ポストロック・バンドの残響から結成された彼らは、その大気的なルーツにシューゲイザーやポストハードコアの要素を融合。これまでにヨーロッパ、イギリス、アジアを巡る広範なツアーを行い、Touché AmoréやTrauma Rayといった実力派バンドとステージを共にする中で、着実にその実力を磨き上げてきました。

今作『Spring Time Blues』は、PinegroveやThe War on Drugsといったアーティストからの影響を独自の広大なサウンドへと昇華させた作品です。スコットランドのルイス島にあるBlack Bay Studiosにて、プロデューサーのTom Peters(Alpha Male Tea Party)と共にレコーディングを実施。全10曲にわたる収録楽曲は、ワイドスクリーンなインディー・ロックの開放感と、彼らの出発点であるポストロック特有の感情的な激しさを絶妙なバランスで共存させています。

アイルランドのアンダーグラウンド・シーンと長年の国際的なツアー経験によって形作られた彼らのサウンドは、カラーヴァイナルとしてもリリースされるこのデビュー作で見事な結実を見せています。静寂と轟音を使い分けるダイナミズムを保ちつつ、よりパーソナルでエモーショナルな物語を紡ぎ出す本作は、ポストロックの枠を超えて新たな地平を切り拓く、newhvnにとって極めて重要なステートメントとなっています。

Niamh Regan、セカンド・アルバムと新曲「Madonna」を発表

ゴールウェイのシンガーソングライター、Niamh Reganは、5月にFaction Recordsからセカンド・アルバム『Come As You Are』をリリースを発表。ファースト・シングル「Madonna」は意識の流れの中で書かれ、女性がしばしば受ける暴力に焦点を当てたもので、2020年の「Hemet」に続く作品。

『Come As You Are』は、ドニゴールのAttica Studiosで、プロデューサーのTommy McLaughlinとともにレコーディングされました。彼女の目標は、Julia Jacklin、Caroline Rose、Wilcoにインスパイアされ、より豊かでフルなライヴ・バンド・サウンドを創り出すことでした。

「トミーと初めて会うためにドニゴールに着いたときは、デモの束と中途半端なアイデアと準備不足を感じて、怖かったわ。でも、そうして本当によかった。そのプロセスを信頼し、自分がどこにいるのかを正確にとらえるつもりでスタジオに入り、トミーがそこから作り上げるのを助けてくれました」

アルバムのテーマについて、ナイアムはこう語っています:

「このアルバムの多くは、20代後半になり、私たちが皆、時間がなくなってきていることを実感していることをテーマにしています。スタジオで自分を信じきったかと思えば、次の瞬間には “これは私が想像した中で最悪の音楽だわ “って。ジェットコースターのようでした。でも、その中で私は自己受容を見出しました。それがこのアルバムの本質であり、自分が今いる場所と和解し、自分自身と現実的に向き合うことなのです」