Cut Worms – “Dream”

Cut Worms の Max Clarke は、新作『Transmitter』に収録された「Dream」について「この曲はアルバムの中でも少し異質な存在だ」と語る。友人の協力で教会のピアノを使わせてもらったことから書き始まり、その後は自宅やニューヨークの“秘密のピアノ部屋”で録音を重ねたという。元のタイトルは「Cut Worms’ 1,111th Dream」だったが、長すぎるため「Dream」に落ち着いた。

ピアノとベース、電気的なストリングスやホーンのアレンジは Clarke 自身が担当し、さらに Jesse Kotansky を招いて本物のストリングスを録音。エンジニアの Tom がそれらを最終ミックスで丁寧にまとめ上げた。Clarke は「うまく仕上がったと思う」と手応えを語っている。

無垢と経験が交錯する私的世界。Max Clarke が贈る Cut Worms 最新作。Jeff Tweedy 参加の新曲で見せる現代的サウンドへの進化

Max Clarkeによるソロプロジェクト Cut Worms が、4枚目となるニューアルバム『Transmitter』を3月13日にJagjaguwarからリリースすることを発表しました。本作は、彼のかつての拠点であるシカゴにて、WilcoのJeff Tweedyをプロデューサーに迎え、同バンドのロフト・スタジオでレコーディングされました。

アルバムのテーマについてClarkeは、「無垢と経験」という相反する要素を挙げています。世界に夢中になる恍惚とした瞬間と、その後に訪れる孤立や隠遁の両面を描き、人々の平穏な日常生活の奥底にある「誰も入れない私的な世界」を浮き彫りにしています。それはアメリカの「頑なな個人主義」の神話に根ざした、現代特有の孤独感とも深く結びついています。

先行シングル「Windows on the World」には、Jeff Tweedyがギターとベースで、Glenn Kotcheがパーカッションで参加しています。初期ロックやカントリーを彷彿とさせた過去の作品に比べ、今作はより現代的なアプローチのサウンドへと進化を遂げました。昨年リリースの「Evil Twin」も収録される本作は、伝統的なソングライティングを継承しつつ、新たな音像を提示する意欲作となっています。

Cut Worms – Evil Twin

Cut Wormsが、2年ぶりとなる新曲「Evil Twin」をリリースします。この曲はJeff Tweedyがプロデュースし、シカゴにある彼のスタジオThe Loftでレコーディングされました。

「この曲は都会と郊外、そして公の生活と秘密の自己が同じ割合で入り混じっているんだと思う」と、Cut WormsことMax Clarkeは語ります。「この曲のフルバージョンを自宅で録音し、その後Jeff Tweedyと一緒にThe Loftで再録音したんだけど、Jeffがいくつかのヴァースをカットするように勧めてくれて、それはいいことだった。というのも僕は時々書きすぎてしまう傾向があるからね。この曲の主要なパートは、僕が歌とギター、Jeffがギター、Glenn Kotcheがドラムという編成で、すべてライブで演奏されたんだ。ゆるいけどタイトな、すごくいいフィーリングがあると思う。ここでは『対になるもの』がテーマになっているようだね」