このアルバムは、ある意味で学術的な探求として始まりました。私が中世文学の講義を受けていた時、Andreas Capellanus の『宮廷愛の規則(Rules of Courtly Love)』に出会いました。当初は、それぞれの規則に1曲ずつを割り当てるコンセプトアルバムにしたら素晴らしいだろうと考えました。ご覧の通り、このアルバムには7曲しか収録されておらず、規則の数には遠く及びません。しかし、いくつかの規則はすぐに私を刺激し、心惹かれました。
例えば、「Tides」という曲は嫉妬について歌っています(規則2:嫉妬しない者は愛することはできない)。「Why」という曲は、愛を自ら絶たないことについて歌っています(規則8:最善の理由なしに誰も愛を奪われてはならない)。また、「Rules of the Court」という曲は、ご想像の通り、これらの規則に従うロマンスについて歌っており、その多くは、秘密裏に恋い焦がれ、愛を失う絶え間ない恐怖に苛まれる恋人の苦悩を反映しています。そして、本日公開されたシングル「Fate」も、そうした複雑な愛の形を描いた楽曲の一つです。
