Fontaines D.C. – “Here’s The Thing”

Fontaines D.C.の4枚目のスタジオ・アルバムからの最新シングル “Here’s the Thing” は、執着というレンズを通してロマンスを描いた曲。不安と恐怖に満ちた曲。2023年の『Hoard』の監督Luna Carmoonが、これらのサウンド・テーマを映像化しようとしたとき、頭に浮かんだのは10代の少女時代の醜さと美しさ。

Joel Schumacher監督のビデオは、型破りなアイリッシュダンサーで、仲間から嘲笑されるJennifer(『Phenomena』のJennifer Connellyへのオマージュで命名)を追ったもの。彼女は、ヤギ、ヘビ、鳥、猫という異世界の存在で構成された「ロスト・ガールズ」風の友人たちに慰めと支えを見出します。謎めいていて、ちょっとハラハラさせられる彼女たちは、ティーンでありながら精霊でもあり、ジェニファーを守るために混沌を呼び起こす力を使っています。友情(そして時には暴力)を通じて、ジェニファーは彼女が切実に求めていた、しかし一人では到達できなかった自分自身の姿になっていくのです。

この進化は、ギタリスト、Carlos O’Connellの娘の誕生によって新たな視点を与えられたFontaines D.C.の主題の変化と呼応しています。Fontainesのベーシスト、Conor Deeganはこう語っています。「ビデオは、アイリッシュ・ダンスの最大主義的でディアマンテが埋め込まれた世界を通して、これを探求しています。とてもとても奇妙なものへの捧げものです。アイリッシュダンサーをアイリッシュダンスに触れたことのない人たちの前に出せば、”これは一体何なんだ?”と言うでしょう」

Posted on 08/07/2024