Dan SnaithがMergeから10月4日にリリースするCaribouの6枚目のアルバム『Honey』を発表しました。2014年の『Our Love』と2020年の『Suddenly』が深く個人的なアルバムであったのに対し、今作は明らかに親しみやすいアルバムだとダンは語っています。「このアルバムにはたくさんの喜びが詰まっています」
『Honey』はまた、Caribouのミックスに彼のクラブ中心のDaphniの分身を少し加え、ダンが歌っているにもかかわらず、デジタル処理で別の人物のように聴こえるヴォーカルも加えています。
「”錬金術”という言葉が、この作品について何かを表しているような気がします。このアルバムの制作中に大きく変わったことのひとつは、AIを使って自分の声を操作できるようになったこと。一度試してしまうと、目をそらすことは不可能でした。私の声の音域やスタイルは限られていますが、何年もかけて、それをうまく使う方法を見つけてきました。でも、それを完全に変えられるとしたら?それによって何ができるでしょうか?それによってどんな可能性が広がるのでしょうか?今回のアルバムでこのテクノロジーを使おうと思った一番の理由は、AIを使っていろいろな声を出してみても、耳を澄ませば自分の声が聞こえるということでした。他の人の声に変えても、フレージング、ピッチの不完全さ、声の出し方、息づかい……。私らしくない、でも私らしい。これらのトラックを私の親しい友人たちに聴かせて、『誰が歌っていると思う?なぜかって?』それはある種の錬金術のようなもので、私の声を私のものでもあり、私のものでもないものに変えるからです」。
『Honey』には、カリCaribouのこれまでの2024年のシングル曲(「Honey」、「Broke My Heart」、M/A/R/R/Sをサンプリングした「Volume」)がすべて収録されており、90年代後半のフレンチ・タッチ・ハウスを少し意識した4曲目「Come Find Me」を公開したばかり。
「このようなコード・シークエンスとフレンチ・タッチのようなヴァイブが大好きなんだけど、適切なヴォーカル・フックとブレイクダウンを見つけて、よりポップで簡潔なものにするのにすごく時間がかかったんだ」とダン。「この曲をDJセットでプレイする時、歌声だけになって、突然押し寄せてくる曲なんだけど、観客の誰も聴いたことがない曲なんだけど、みんな本当に感情的になって、陶酔したように反応するんだ…」
ShynolaのRichard Kenworthyが監督した、面白くてちょっと不穏な “Come Find Me” のビデオが公開されてます。
