ハードコアの枠を突き破り、パンクの最も不穏で角ばった領域へ。不協和音と突発的なパンチが交錯する、Choncyのより剥き出しになった最新スタイル

ハードコアの枠を突き破り、パンクの最も不穏で角ばった領域へ。不協和音と突発的なパンチが交錯する、Choncyのより剥き出しになった最新スタイル

シンシナティ出身のパンク・カルテットChoncyが、4月17日にFeel It Recordsからリリースされる3rdアルバム『Trademark』より、楽曲「Dressing the Part」を公開しました。50年以上の歴史を持つパンクというジャンルの限界に挑み続ける彼らは、特定の時代背景に縛られることを拒み、イギリスの都市部からアメリカ中西部の荒廃した地域まで、多様なオルタナティブ・ミュージックのモチーフを自在に操っています。

今作では、これまでの「キッチンシンク」のように何でも詰め込むスタイルから一転、ハードコアのルーツを削ぎ落とし、より疎外的で角ばったポストパンク的な領域へと進化を遂げました。狂気を感じさせる不協和音とゴツゴツとした力強いリズムが予測不能に交錯し、リスナーに対してこれまで以上に強い緊張感と注意を要求する、アグレッシブなサウンドへと深化しています。

前作以降、メンバーがオハイオとニューヨークに分かれたことで、制作は完全リモート体制へと移行しました。ブルックリンとシンシナティの寝室や練習スペースで自ら録音された全10曲は、物理的な距離を飛び越えてピンポンのようにデモをやり取りする中で磨き上げられました。離れ離れになってもなお研ぎ澄まされた彼らの「トレードマーク」といえるDIY精神が、本作には凝縮されています。