ナッシュビルを拠点とする5人組エモ・パンクバンド Free Throw が、ニューシングル「A Hero’s Grave」を Wax Bodega からリリースしました。あわせて、通算6枚目となる最新アルバム『Moments Before The Wind』が3月27日に発売されることも決定。ボーカル兼ギタリストの Cody Castro は本作について、終わりのない廊下やドアの枠に囚われたような精神的な「境界性(リミナリティ)」をテーマにしていると語っています。
2012年の結成以来、Hot Mulligan や New Found Glory との共演を経てジャンルを象徴する存在へと昇華した彼らですが、今作ではその勢いを一度緩め、人生の転換点における内省を深く掘り下げています。名作『Those Days Are Gone』の10周年ツアーの前後で、長年のパートナーである Brett Romnes と共に録音された本作には、喪失と再生、そして新たな命の誕生を控えた喜びといった、激しい個人的動乱の記憶が刻まれています。
全11曲からなるこの作品は、ミッドウェスト・エモの繊細さとパンクの熱狂、そして重厚なオルタナティブ・ロックを即興的に融合させたサウンドが特徴です。ファンや批評家から高く評価されてきた「剥き出しの脆弱さ」を感じさせる歌詞は健在で、人生の岐路に立つ一瞬の静寂をリアルに描き出した、バンドにとって極めて重要な一作となっています。
