Joel Gion – Apple Bonkers (Reverberation Appreciation Society)

最近通っている定食屋がある。そこは日替わりで献立が変り、メニューはひとつと決まっている。ただ加えて幾つかある副菜から2品選ぶことができ、ちょっとした楽しみもある。そしてなにより旨くて安いのが素晴らしい。席数は5席と少ないが、出てくるまでも早く回転も良く、持ち帰りだって出来る。毎日のように通ってうちに、調理人さんの素性が自分から聞かなくても分かってきた。今の店にたどり着くまで様々なお店や仕事をやってきたようで、何でも出来ちゃう人なんだなあと羨ましい。自分の特技なんて学生時代のバイトで覚えた何かをひもで束ねるくらいしかないよ。女体を束ねる技術もあればもうちょっと違った道もあったのにな。さて、この方、Joel Gionは、The Brian Jonestown Msassacreのバンドでタンバリン叩いて20年だそう。20年間タンバリンだけで食えるってすげえなあと思うけど、そういやさっき乗っ取られメールが来ていた人もタンバリンを覚えると言って、意外と難しいんだと自慢しつつ、ガチャガチャ夜通し叩いてて喧しかったな。本作品中にも当然タンバリンが登場するが、バンドのメンバーが沢山サポートしてるようなので、ここでもタンバリンかパーカッションを叩いてるだけ?それともギターぐらいは弾いてるのかな。そして大事なのは彼の唄の部分ですが、タンバリンマンにしとくのは惜しいくらい。このひとも何でも出来ちゃうひとなんかも。

Wand – Ganglion Reef (GOD?)

昨日の健康診断の続き。前回受けた時には無かったと思う腹回りの測定があった。めくり上げてお腹を出して下さいと言われが、勢い余って乳首まで出してしまった。残念ながら何も起こらなかったが結果的に腹サイズがアウトだったようで、最後に個人指導を受けるはめになる。普段の食生活を訊かれ、明らかに日本酒のせいだと言われしょんぼり。幸いそれ以外の食事等は問題なく、酒を止めろとは言わないが量を減らしなさいと忠告された。今日も一日の目標量を保とうと我慢してたけど、これ聴いたら止まらなくなっちゃうよ。 よくある名前なので最初は混乱したが、自分の知らないWandだったようだ。こんなバンドどこに隠れていたんだと思いたくなるくらいイカしてる。Tyさんが気に入るのがよく分かるし、Tyさんの音楽とほぼ一緒。違いはこちらの方が分厚い音で乗りがよく、そしてねちっこい。少々長めの曲もあるけど、どうせならもっと長くグルグルやってもらっても構わなかったし、次回はそんな感じで超大作系を期待したいし、そんな雰囲気が随所に感じられる大化け前の予告作。

YAWN – “Wasting, Waiting”

シカゴの4ピースバンド YAWN がリリースする新作アルバムからの先行曲 “Wasting, Waiting” です。たぶん2011年に ‘Open Season’ っていうアルバムをリリースしていたひと達でサイケデリックなフィルターを通し、シンセやエレクトロを交え、バブリンなギター、ソウルポップなヴォーカルなんかを交えたムーディーな音楽です。彼等のセカンド・アルバム ‘Love Chills’ は Old Flame Records から9/9にリリース.

Arp – “Pulsars e Quasars”

ニューヨークを拠点にする Alexis Georgopoulos によるソロ・プロジェクトで、Smalltown Supersound からリリースを重ねて来た Arp が、新作アルバムを Mexican Summer からリリースするようです。”Pulsars e Quasars” はアルバムからの先行曲で、初期の頃から比べるとだいぶ変りましたが、唄もの路線になってからの延長にあるふわふわ系サイケ〜ラウンジポップ。新作アルバム ‘Pulsars e Quasars’ は9/22にリリース.

Wand – “Flying Golem”

同じ名前のバンドが幾つかいるので混乱しますが、こちらの Wand は、LAを拠点にする4ピース・バンドで、間もなくフル・アルバム ‘Ganglion Reef’ を Ty Segall の God? Records からリリースするバンド。Ty Segall にフォークと60sサイケを加えたようなバンドで凄く良い!アルバム ‘Ganglion Reef’ は、8/26 にリリースって、Ty Segall の新作と同じタイミングですね.

Joel Gion – “Dart”

Brian Jonestown Massacre でタンバリンを叩いている Joel Gion のデビュー・アルバムから先行曲 “Dar” です。アルバム ‘Apple Bonkers’ は The Reverberation Appreciation Society から8/19にリリース!

Trance Farmers – “Lone Star”

ちょっと前にカセット作をリリースしていたロスアンジェルスを拠点にする Damye Samek によるソロ・プロジェクト Trance Farmers のフル・アルバムがリリースされます。Beach House に Alex Chilton が加わったような感じとか、Loretta Lynn がチルウェーヴをやった感じとか評価されるとにかくユルくて気持ちよいサイケポップ・フォーク。フル・アルバム ‘Dixie Crystals’ は、Leaving Records から9/2にリリースです.

Absolutely Free – “Beneath The Air”

元々 DD/MM/YYYY の名義でやっていたトロントのバンドが名前を Absolutely Free に変えて遂にアルバムが出るようです。DD/MM/YYYY 時代はアニコレ直系なイメージだったけど、現在はサイケデリック、クラウトロック的な路線を強めてる。でもポップなサウンドには変りなさそう。セルフ・タイトルのアルバムは、10/14に Lefse Records からリリースになります.

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