ARTIST : AFI
TITLE : Silver Bleeds the Black Sun…
LABEL : Run For Cover Records
RELEASE : 10/3/2025
GENRE : indierock, goth, postpunk
LOCATION :
TRACKLISTING :
1. The Bird of Prey
2. Behind the Clock
3. Holy Visions
4. Blasphemy and Excess
5. Spear of Truth
6. Ash Speck in a Green Eye
7. Voidward, I Bend Back
8. Marguerite
9. A World Unmade
10. NOONEUNDERGROUND
30年以上にわたり絶えず進化を続けてきたAFIが、12枚目のアルバム『Silver Bleeds the Black Sun…』をリリースします。バンドは常に、一つのジャンルに安住することなく、アルバムごとに劇的な変化を遂げてきました。今作でも、彼らは自分たち自身を驚かせるほどの、大胆な新しいチャプターの始まりを迎えます。
フロントマンのDavey Havokは、「過去のどの作品とも全く違う」と語り、33年というキャリアの中で、新たなサウンドを探求することに困難を感じていたことを明かしました。この行き詰まりを打破するため、バンドは作曲プロセスそのものを変えることを決意しました。
プロデューサーでもあるギタリストのJade Pugetは、「初期はEcho & the Bunnymenのようなサウンドだった」と語り、最終的にはSisters of Mercy、Bauhaus、Siouxsie and the Bansheesなど、70年代後半から80年代初頭のポストパンクやデスロックにルーツを持つサウンドへと進化していったことを明かしています。このアプローチは、AFIのDNAに深く根ざしながらも、これまでにない新鮮なサウンドを生み出しました。
アルバムは「神のいないディストピア」での葛藤をテーマにしています。Havokは「Holy Visions」で、善悪の概念や宗教を揶揄する歌詞を、Andrew Eldritch(The Sisters of Mercy)が誇りに思うようなダークなニューウェーブサウンドに乗せて歌います。また、「Behind the Clock」では、生涯愛するデヴィッド・リンチの映画からインスピレーションを得て、「人生がアートを映し出すのか、アートが人生を映し出すのか」というテーマを探求しています。
Havokの変幻自在なボーカルも今作の聴きどころです。「Blasphemy & Excess」や「A World Unmade」のような内省的なトラックでは、バリトンからテナー、そして囁くような歌声までを巧みに操っています。また、「Voidward, I Bend Back」や「Marguerite」では、ベーシストのHunter BurganがPeter HookやSimon Gallupのようなタイトなベースラインを奏で、Pugetのきらめくギターワークを支えています。
AFIは、90年代初頭の高校生ハードコアバンドとしてスタートして以来、ダークパンク、メインストリームでの成功、そしてオルタナティヴ・ロックの旅人として、常に自分たちの音楽性を貫き、進化を遂げてきました。Pugetは、DIYパンクの伝説的なヴェニューで20人の前で演奏した時代から、全米No.1ヒットを飛ばすまで、音楽業界のあらゆる側面を経験してきたと語ります。
こうした絶え間ない探求心と揺るぎない自己への信頼が、AFIが30年以上にわたってシーンの最前線に立ち続けている理由です。Havokは、「新鮮でなければ、自分自身と繋がることができない」と語り、その精神は、デスロックの苦悩と原始的なパンクの激しさが融合したエンディングトラック「Nooneunderground」にも脈々と受け継がれています。この曲は、AFIの様々な時代の要素がシームレスに組み合わさった、彼らならではのアウトサイダー・アンセムであり、バンドがまだまだ私たちに多くの驚きを用意していることを証明しています。




