april’s fish – “lizy’s room”

フランスのナンシーを拠点とする April’s Fish の新曲「Lizy’s room」は、ドリームポップや シューゲイズの浮遊感に、ポストロックの叙情性を巧みに織り交ぜた重層的な一曲です。Mike Junker (Guitar)、Pheaktra Phat (Bass, Vocals)、Léo Deubel (Drums) のトリオ編成による本作は、スラッカーロックの脱力感とトリップホップの陶酔的なリズムが同居しており、ジャンルを横断するオルタナティブな野心に溢れています。

制作面では Samy Abboud と Le Serveur がプロデュースとアレンジを手掛け、BMM Land にて Le Serveur による緻密なミックスとマスタリングが施されました。Sébastien Sollazzo が監督したミュージックビデオや、Élise Deubel によるアートワークを含め、視覚・聴覚の両面から彼らの美学が徹底されています。繊細なボーカルとダイナミックな楽器隊のアンサンブルは、静寂と昂揚を繰り返しながら、リスナーをまさに「Lizyの部屋」へと引き込むような親密で幻想的な世界観を構築しています。