使い捨てられる表現を拒絶し、緻密なアンサンブルで描く『真の独創性』への回帰——ブリストルの4人組が放つ、2026年アート・ロックの極北

ブリストルを拠点に活動するアート・ロック・カルテット、Sans Froidが、Church Road Recordsとタッグを組み、待望のニューアルバム『Back into the Womb』を6月26日にリリースすることを発表しました。この発表に合わせて公開されたリードシングル「The Exploiter of Art」は、現代の音楽シーンが抱える歪な構造を鋭く射抜く一曲となっています。

新曲「The Exploiter of Art」について、バンドはストリーミング・サービスがアーティストや観客から敬意を奪い去り、音楽家が僅かな報酬と引き換えに自らを「コンテンツ」として切り売りせざるを得ない現状を批判的に描いたと語っています。魂を削って消費されるゲームに参加し続けなければ、すべてが崩壊してしまうかのような強迫観念や、その背後で利益を得る存在への怒りが、彼ら独自のテクニカルなアンサンブルを通じて表現されています。

セカンドアルバムとなる本作は、ソウル、ジャズ、フォーク、プログレッシブ・ロック、そしてマスロックといった多様なジャンルを融合させた、2026年における「真に独創的な音楽」の可能性を提示する野心作です。高度な演奏技術に裏打ちされたサウンドと、歌詞やビジュアルに込められた抽象的で思索的なテーマが一つに溶け合い、既存のアート・ロックの枠組みを軽々と超えていく、聴き手の予想を裏切る一作となることが約束されています。