Raavi – “About It”

ここ数年、Raavi SitaのRaaviとしてのリリースを楽しんでいます。”Lazy Susan”、”Chorus Girl”、”No Bodies”はどれも素晴らしい曲で、今日の新曲 “About It”もそうです。アコースティックなアルペジオとドリーミーなキーボード・サウンドをバックにした彼女の歌声が印象的。”私たちはそれについて話すのはとても得意よ “と彼女は淡々と歌い、”でも、私たちはそれについてどうするつもりなの?” と。

Raavi – “no bodies”

Raavi & the Houseplantsの名で2017年に結成されたRaaviは、クィア・デシ・ソングライターのRaavi Sita(ラーヴィ・シータ)がフロント・メンバーです。バンドはボストンのDIYシーンで開花した後、ブルックリンに向かい、最新プロジェクト ‘It Grows on Trees’ を制作している。このEPは、パンデミックライフの試練から生まれた。2年間の世俗的な怠惰の結果、シータには、大きな動揺を表現し対処するためのほんの一握りの曲しか残されていなかったのだ。ベースのJames Duncan、ドラムのJason Block、そしてプロデューサーのJustin Termottoといったバンドメンバーと共に、’It Grows on Trees’ はRaaviの新たな一歩となったのです。Model/Actriz & Dirt BuyerのRuben Radlauerが共同エンジニアリングとミキシングを担当し、バンドは自分たちのペースを見つけ、それを実行に移したのです。Raaviは現在、2023年頃にリリース予定の作品に向けた素材作りに取り組んでいる。

「この曲は、好感度や自分の価値を測ることへのストレスについて歌っているんだ。この音楽キャリア(または何か)にすべてを捧げているのに成功しないのなら、自分はどこにいるのだろう? そして、成功とは一体何なのか? この曲は前作EPのリリース準備中に作ったもので、音楽を世に送り出し、人々がそれを気に入ってくれることを願うことの重さを感じていた。あるはしごの一番上まで登ったとき、自分は別のはしごの一番下にいるに過ぎないということに気づく。そして、”成功” が直線的でないと知っていても、自分の進むべき道を認識するのは信じられないほど難しいのです」