フィンランドのプロデューサー・デュオ、Sandra TervonenとJuuso MalinによるPearly Dropsの勢いは止まりません。昨年アルバム『The Voices Are Coming Back』をリリースしたばかりの彼らですが、早くも新曲「Heaven」を携えて戻ってきました。一聴すると贅沢で甘美なシンセ・ポップに聞こえますが、その底にはどこか不穏な気配が潜んでいます。「好きなだけ私のもとへ走り、また逃げ出せばいい/君の嫌いなことを闇が囁くのが聞こえるだろう」というコーラスの歌詞が、そのミステリアスな魅力を象徴しています。
本作のビジュアライザーについて、バンドは「80年代後半の映画的なミュージックビデオや、フィンランドのパブによくあるローファイなカラオケ映像からインスピレーションを得た」と語っています。冬のフィンランドの森を舞台に繰り広げられる、ゴシックで取り憑かれたような愛の物語。北欧の冷たい空気感と、甘くも毒気のあるサウンドが見事に融合した、彼らならではの世界観に浸ってください。
