ロンドンのModern Womanが、5月初旬にリリース予定のニューアルバム『Johnny’s Dreamworld』から、第3弾シングル「Daniel」をMVと共に公開しました。先行シングルの「Neptune Girl」や「Dashboard Mary」で見せたアンセムのような力強い推進力とは対照的に、本作はより静謐で抑えられたトーンが印象的な楽曲です。フロントリーダーのSophie Harrisによる、美しくもどこか不気味さを湛えたボーカルは、聴き手の心に長い触手のように絡みつき、「彼が岩場から泳いでくるのを見た時、死者を蘇らせることができると思った」という衝撃的な一節が、凍りつくような感動を呼び起こします。
「精霊のような感覚を捉えたかった」と語るHarrisが、幼少期から通っていた北ウェールズの湖畔でキャンプ中に書き上げたというこの曲は、極めてシンプルでありながら深い精神性を宿しています。Joel Kerrが監督を務めたビデオと共に提示される「Daniel」の静かな瞬間は、アルバム『Johnny’s Dreamworld』が持つ表現の幅広さを証明するものであり、彼女たちの音楽に潜むフォーク的な神秘性と、現代的なアート・ロックの感性が完璧な調和を見せています。
