DIYシーンの最前線!Honor Choirの最新EP『Modes of Transport』が提示する、2000年代エモの再解釈と中毒性

DIYシーンの最前線!Honor Choirの最新EP『Modes of Transport』が提示する、2000年代エモの再解釈と中毒性

オクラホマシティのインディー・シーンを牽引する Honor Choir が、2026年のニューEP『Modes of Transport』より、「Satellite Receiver」のオフィシャル・ミュージックビデオを公開しました。彼らは Blink-182 由来のアンセム的なポップ・パンクを基盤に、2000年代初頭のエモやポスト・ハードコア、さらには New Order に代表される80年代ニュー・ウェーブの要素を融合させ、現代のDIYミュージックにおいて独自の地位を築いています。

収録曲「Satellite Receiver」は、荒々しいギターリフからアコースティック・ギターやピアノへと劇的に展開する構成が特徴的で、バンドの幅広い表現力を象徴しています。歌詞では、「再び自由になりたい」という切実な願いや、強がり(ブラバド)の裏に隠された「自分は大丈夫だ」という嘘、そして痛みを受け入れることで得られる再生への意志が描かれています。苦痛すらも価値あるものとして肯定しようとする、痛切で情熱的なメッセージが込められています。

本作を含め、EP『Modes of Transport』に収録された楽曲群は、多様な影響源を驚くほど一貫性のあるサウンドにまとめ上げています。EPの最後を飾る5分間の大作「Envelope」が New Order の名盤『Republic』を彷彿とさせる一方で、どの楽曲にも一度聴いたら忘れられないキャッチーなサビが配されており、バンドの卓越したメロディセンスと構築美が際立つ作品となっています。