Halasan Bazar – “Sometimes Happy Sometimes Sad”

昨年 Moon Glyph からカセット作をリリースしていたコペンハーゲンのサイケ・カルテット Halasan Bazar が、正規のデビューLPをリリースするようです。”Sometimes Happy Sometimes Sad” は、12曲収録予定のアルバム Space Junk に収録の曲で、60s, 70s のフォークやAMポップに、ジャングリーなネオアコを加えた感じです。Space Junk は、4/2 に Crash Symbols からリリース予定。

Bibio – “À tout à l’heure”

2011年の唄うようになったアルバム Mind Bokeh 以来になる Stephen James Wilkinson による Bibio の新曲 “À tout à l’heure” が出ました! 基本的にその延長にある感じで、少しサイケ感が増えたかも。”À tout à l’heure” は、Warp Records から 5/14 にリリースされる新作アルバム Silver Wilkinson からの先行曲になります。音源はこちらでフリーDLできます〜。

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=De6GrveAjzo&w=640&h=200]

Fair Ohs – “Ya Mustafa”

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=W0FaWL-DFac&w=640&h=360]

デビュー・アルバム Everything Is Dancing が出たのが2011年で、しばらくぶりのロンドンのトリオ Fair Ohs の新曲ビデオ “Ya Mustafa” です。マッチョなビデオはあれですが、この曲は坂本九もカバーしていたアレキサンドリア民謡なんでしょうかね? 新作アルバム Jungle Cats は 5/28 に Dream Beach Records からリリース。

Unknown Mortal Orchestra – “Swim And Sleep” (Like A Shark)”

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=E6Niqxw_Yz0&w=640&h=360]

Unknown Mortal Orchestraの “Swim And Sleep” (Like A Shark)” は、アンオフィシャルのビデオはいっぱいあったけど、これはオフィシャル・ビデオです。そして、可愛らしい人形劇な映像と思わせといて、内容は下衆で笑えます。

Beaty Heart – “Seafood”

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=HWOXyxfhYSc&w=640&h=360]

ロンドンを拠点とするバンド Beaty Heart の最新ビデオ “Seafood” です。アニコレ系のサウンドにトロピカルな要素を足したサイケデリック・ポップ。こちらの曲を収録した限定カセットが、Heart Throb Records から4/8 にリリースされまして、今年中にはリリースされるであろうデビュー・アルバムにも収録されるようです。

Dead Ghosts – “Roky Said”

ヴァンクヴァーのガレージ・バンド Dead Ghosts のニュー・シングル “Roky Said” は、Burger Records から 4/30 にリリースされるアルバム Can’t Get No からのシングルです。このアルバムでは、サンフランシスコで運営されるクラシファイド広告サイト Craigslist で見っけた8-トラックのレコーダー Tascam 388 をバーやキッチンなど、色んなところに持ち来んで録音したらしいです。”Roky Said” は、Roky Erickson からインスパイアされた曲で、60sポップとガレージポップのミックス風です。

Spectral Park – ‘Spectral Park’ (Mexican Summer)

コインランドリーを使うようになってからだろうか、靴下の片足事件が頻発している。正確に数えていないが、たぶん10足くらいは片方しかないものになっている。両足揃っているものが限られるので、物凄く不便。もうどうすることもできない時は、左右異なる似たような色や柄のものを選んで履いている。でも、最近は左右を敢えて非対称のもの、アシンメトリーっていうんですかね、それがオシャレっていう風潮もあるようなので、オシャレです、と言ってしまえばごまかせるので非常に助かる。って、まあほんとはバレバレですがね。このサウサンプトンの青年 Luke Donovan は、顔つきはすごく整っていて、シンメトリーな方ですが、Spectral Park の音楽はかなりアシンメトリー。実際に左右の音が異なる場面もあるが、それよりも前後の音が異なってる感じ。バロック調のサイケポップは物凄く速度感のあるもので、普通にヴォーカルを重ねたらピッチシフト系の高音にしないと適切でないような感じなのです。ただヴォーカルのスタイルは決して遅いタイプでなく、それなりに速度感というか、全体の音を煽るように息切れしそうな感じの歌い方である。でもやっぱどこかアンバランスな感じがあって、それがとても熱狂的で、挑発的で、ある種の曖昧さを生み出している。

7.5/10

Jacco Gardner – ‘Cabinet of Curiosities’ (Trouble In Mind)

今日みたいな風の強い時は革ジャンにするべきだった。外に出る際の防寒は工夫で少しは変るが、家の中にいて寒い場合、暖房を使っても限界がある。今朝なんて布団に入っていてかなり寒気がするから、風邪をひいたのかと思って、どうしようと思っていたら、日が差し込む時間になってから普通に戻った。朝、5時6時くらいの寒さが尋常じゃない。角部屋で採光抜群だが温度変化が激しすぎる。室内砂漠である。このままでは孤独死してしまうかもしれない。温かくなる気分の音楽でも聴いて落ちつこう。クーラータイプの暖房が嫌いなので、部屋ではハロゲン・ヒーターを使っているが、これは局地的には温まるが、部屋全体を補うものではない。Jacco Gardner の音楽はなんだろう。さっきのクーラータイプじゃないし、ホットカーペットでもない。ガスや石油に近いがもっと色味が欲しい。つまり火が見えるような暖房。暖炉なんて普通はないから、石油でもドラム缶みたいにでかいヤツ。地元の学校ではいつもあれだった。高校時代は、毎朝灯油を貰える量が決まっていて、いざって時に困らぬよう節約してつかっていたな。火を起こすとしてくる灯油の臭いもなんかいい。そして徐々に熱くなってきて、やっと寒さから解放される。そのままストーブの前にいると、だんだんポーッとしてくるんですよね。しばらくその感じに慣れていると、なかなか離れることができなくなる。ずっとストーブを占領していたいけど、他のヤツが割り込んできて幸せな時間も終了。そんな思い出と共に温まるような音楽です。でも、いまもこうやって書いている最中も背筋が凍りつくくらい寒い。こうなったら風呂に入るしかないな。

6.0/10

White Fence – “Pink Gorilla”

昨年リリースされた Ty Segall とのコラボ作と、Woodsist からの2枚の作品がどちらも素晴らしかった ロスアンジェルス/サンフランシスコのガレージ・ポップ・バンド White Fence が新作アルバムをリリースします。先行曲 “Pink Gorilla” は、ビリビリ鳴っているギターがドラッギーですが、メロディが素晴らしい。このバンドは結構来るとおもうよ! アルバム Cyclops Reap のリリースは、Thee Oh Sees の John Dwyer が主宰する Castle Face Records から 4/9 のリリースです。