Dean Blunt – Black Metal (Rough Trade)

訳あってとある会社に行ってきた。メールでやり取りしていた印象から相手はオジさんと思っていたが、私が代表取締役の◯◯ですと、実際はオバちゃんだった。オバちゃんとの話しは、すぐに要点からズレて世間話へと向う。本来であれば、話しをして頂くだけ有り難い立場であるが、段々眠たくなってくる。いつになったらこの話は終るんだろう。でもそんな感じで話しが出来るこの会社は面白くて居心地が良さそう。いずれまた来る事があるかもしれないが、とりあえずはありがとうございました。 この男性も大事なところよりも世間話が好きなのかも。タイトルは色々皮肉めいているが、実際の内容からそれを題するのは少々失礼。あんたにブラメタの何が分るんっていうんだ。それは置いといて、この作品は彼の本性をさらけ出したようなもの。思い切った結果がこれだとして、今までを忘れてくれとまではいかないにしても、十分すぎる裏切り。今更Hype Williamsを聴きたいなんて全然思わないから、今回の彼の選択は尊重できるが、女を使わず勝負して欲しかった。

Dirty Beaches – Stateless (Zoo Music)

たまに行っていた焼き鳥屋に初めて一人で行こうと決めて到着すると休みだった。向う途中に行った事のない焼き鳥屋は開いていたのを思い出してそちらに変更。不器用そうなオヤジが一人でやってる店のようで、とりあえず好きな銘柄の酒と串コースを注文する。だが、出てきた酒が自分が記憶する銘柄の味とは全然違う。もう一杯同じのを頼む時に注意深く見ていると、全然違う銘柄のラベルが貼られた一升瓶で注いでいた。文句を言おうと思ったが、隣りのカップルが真似して同じのを頼んでいたから、ややこしくなるので我慢した。出てきたコース串もカッチカチの肉と磯辺焼みたいな味のタレで酷いもんだった。口直しに別の焼き鳥屋に行って、ある程度は持ち直したから良かったが、二度と行く事はないだろう。 この人も不器用なんかな。いきなりもうこの名前では最後の作品と言い出し、でも次のなんかしらは始めてるのことで、本人のこだわりが一人歩きしてる感じ。聞く側としては何でもいいし、面白けりゃそれでいい。でも今回の作品に至るまでの辻褄は分るけど、最初の頃と比べたらあまりに違うでしょ。本人自身がなんかを見失ってしまって、その修正のための終了であって、一度リセットしたかったのかな。ただ、最後だろうが何だろうが、意外と面白かったし、次の出方が興味深い。

Rangers – “ETV / Clown Prince / The Journalist”

久々に帰ってきますよ!前作が出たのが、2011年なんで4年ぶりのJoe KnightによるRangersの新作アルバムです!昨年2本組みのカセットは出ていましたが、今度はヴァイナルのリリースでNot Not Funから。以前の雰囲気を残しつつもラウンジーでオシャレな感じに変っています。アルバム’Reconsider Lounge’は、もう間もなくのリリースだと思います。

Blanche Blanche Blanche – “Honeycomb”

Zach PhillipとSarah Smithによる実験&ローファイ・ポップ・デュオ、Blanche Blanche Blancheが間もなくリリースする新作アルバムからのビデオです。以前はヴァーモント州のブラトルボロを拠点にしていましたが、現在はブルックリンで活動中。多作家で知られる彼等ですが、今回も一杯曲が入っていることでしょう。リリースは、Zach Phillipが主宰するOSR Tapesから11/17にリリース。


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Alex G – DSU (Orchid Tapes/Lucky Number)

普段行く定食屋にちょっと遅くなった。案の定売切れだ。それを見越してチャリで移動してたから、ちょっと遠くまで行ってみよう。夜は呑み屋だけど昼はお弁当を売ってる店。弁当は店先に陳列されてるけど、買って店内でも食べれる。鮭のムニエルなんちゃらをチョイスして店内で食べる。呑み屋タイムに2度ほど来たことがあるが、いつ食ってもやっぱり美味しい。ここといつもを併用すれば栄養バランスも良さそうだし完璧だな。 体に優しい音楽がここにある。少し前に違うところから出ていたが、やはり分かる人には分るってことで、もっと流通のいいところから改めて出るよう。実はその以前のところに注文してたけど、オーダー数送ったら返事が無くなった。たまにあるんですこのパターン。小さいレーベルだと手売りした方が儲かるから、がつっと数入れて注文すると無視される。なんだかなあと悶々としてたら、こうやって出てくれたのでまあ良しとする。改めて聴いてるけど、緩さ加減とちょっとした不自然さが絶妙。甘々で行くのも可能だったと思うけど、長尺を活かしてヒネった感じがニクい。たぶん次の作品辺りが相当良さそうになると思うけど、最初でこの感性は大したもの。超天才かも。

Alex Calder – “Strange Dreams”

エドモントンを拠点にするローファイ・シンガー、Alex Calderが遂にヴァイナル・フル・アルバムをリリースします。Mac DeMarcoとバンドを組んでいたことで知られる彼。それぞれ別々になってもやっぱり似てるところはあり、レーベルもCaptured Tracksからってことで、全ての要素が整っております。アルバム’Strange Dreams’は、2015年の1/20にリリース。

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Day Ravies – “This Side Of The Fence”

昨年リリースされたアルバム’Tussle’以来の新曲となる、シドニーのローファイ・カルテット、Day Raviesの新曲”This Side Of The Fence”です。ライトなシンセやリズムがクラウト風に奏でられ、まったり女子ヴォーカルが重なるキュートな曲。彼等のセカンド・アルバムは、2015年の初頭にPopfrenzyからリリース予定だそうです。

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