Sonny and the Sunsets – “Dark Corners”

Sonny and The Sunsets

サンフランシスコのシンガーソングライター Sonny Smith を中心とするお馴染みの Sonny and the Sunsets ですが、ちょっと前に Sonny Smith の 100 Records シリーズが再発されていましたが、今度はバンドの新作が昨年に続いてリリースされます。”Dark Corners” は、新作からの先行曲で、去年のものよりキャッチーな感じ。4作目となるアルバム Antenna to the Afterworld は、Polyvinyl から 6/11 のリリース。

[soundcloud url=”http://api.soundcloud.com/tracks/83836899″ params=”color=000000&auto_play=false&show_artwork=false” width=” 100%” height=”166″ iframe=”true” /]

White Woods – “Big Talking”

アトランタの女性4ピース、ガレージ・ロック The Coathangers のメンバーである Julia Kugel のソロ活動名義 White Woods の昨年リリースされたシングル Where Did You Go に続くシングルから同タイトルの “Big Talking” のストリームです。前作同様に、バンドでの激しい曲調とは対照的に、アシッド・フォーク、アメリカーナ路線です。シングル Big Talking は、Suicide Squeeze から3/25 にリリースです。

Joanna Newsom – “The North Star Grassman and The Ravens”

[vimeo http://www.vimeo.com/61742904 w=640&h=360]

2010年の Have One On Me 以降はプロパー・リリースがない Joanna Newsom ですが、久々に新しいビデオが届きました。とはいっても、こちらは企画もので、ロスアンジェルスを拠点にするファッション・ブランド Wren が制作したビデオで、曲は 70年代に活動していたイギリスのシンガー・ソングライター Sandy Denny の曲 “The North Star Grassman and The Ravens” のカバーです。

Futurebirds – “Virginia Slims”

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=X96TgIg7TSs&w=640&h=360]

アセンズのオルタナ・サイケ・カントリー/ロック・バンド Futurebirds の最新ビデオ “Virginia Slims” のビデオです。って、たばこ? 映像は田舎に住む少年達の青春あそび。こちらの曲を収録したアルバム Baba Yaga は、4/16 に Fat Possum からリリース。

Yellowbirds – “Young Men Of Promise”

ブルックリンの 4ピース・バンド Yellowbirds からの新曲 “Young Men Of Promise” のストリーム音源です。フォーク、サイケ、アメリカーナ、そしてソングライター系の感じを交えたオルタナ・フォーク/ロック・バンド。フル・アルバム Songs From The Vanished Frontier は、The Royal Potato Family から、5/28 にリリースされます。

Peals – “Blue Elvis”

少し前にアナウンスされた時に意外な組合せだなと思いましたが、どちらもボルチモアのアーティストで、そこ繋がりなのかと。どちらも Thrill Jockey からリリースするバンド Double Dagger の Bruce Willen と、Future Islands の Will Cashon によるデュオ・プロジェクト Peals の音源がアップされました。お互いのバンドの音が全然違うから、どんなことになるのかと謎でしたが、なるほど、そういう感じですか。”Blue Wlvis” は、サイケフォークとエレクトリック・サウンドによるインストものです。Peals のアルバム Walking Field は、Thrill Jockey から 5/14 にリリースされます。

Benoit Pioulard – “Hymnal” (Kranky)

先日の暖かさと強風で、花粉症に酷くやられてノドも痛いなあの思っていたら、そちらはどうやら普通に風邪だったようでした。熱もしっかりで出てくたばっておりました。いやぁ、油断してたなあ、気をつけよう。そんなこんなで熱が出ると思考回路も全く働かずになんも出来なくなっておりました。だから病み上がりなんでお手柔らかに。本名と思わせて実は違うソロ・アーティストって結構おりますが、このひともそのパターン。いわゆる芸名っていうやつですね。小さい頃大好きだった野口五郎はほんとは佐藤 靖っていうんですよ。小学校のとき同級生だった友達の兄ちゃんの名前と一緒で、すごく憶えているんです。因に新御三家の西城 秀樹 は 木本 龍雄、郷 ひろみは原武 裕美です。って考えると、他のふたりに比べるとなぜにわざわざ五郎なんてダサイ名前にしたのか調べてみたら、彼の出身地である岐阜の飛騨山脈にある野口五郎岳から由来しているそうって、相撲取りみたいだな。Benoit Pioulard はなにに由来しているか分かりませんが、もっとカッコイイ意味があるんだろう。一作品を他レーベルから挟み、Kranky から再び登場となったわけですが、もうひとつその間に Morr Music から出ていた Orcas としてのデュオ作があったりと、定期的なリリースは実は続けていましが、なんとなく久々感があります。でも基本路線は変らずにフォークとアンビエンスがこの作品でも鳴っている。彼の音楽の好きな点は、多分ヴォーカルであり、その声質とも言える。もし、もっと感情的であったり、渋めの声であったら、なんか違う。全体的に暗さが存在しているなかでの、ちょっとアーバンというか、か細い声質で歌われる感じが合ってるんですね、音楽と。後ろ側では実験的なものをやってるかもしれないが、この音楽にはこの声がないと始まらない。だから、唄無しのインスト・ドローンは、そんなに求めていないから、なくてもいんです。これはヴォーカルが入る曲、そうでない曲との区別がハッキリしている構成なんですね。最初の曲みたいに、ドローンの上でも唄うのを聴いてみたいんですよ。でもシンガーソングライターとしての作品という意味では成立していますよ。ちなみに、本名は Thomas Meluch っていいます。

6.5/10

Barn Owl – “The Long Shadow”

互いのソロ活動も盛んですが、サンフランシスコのドローン・サイケ・デュオ Barn Owl としての新作が Thrill Jockey からリリースされます。”The Long Shadow” はアルバム V からの先行曲ですが、今までもドローンな雰囲気はあったけど、それよりもドローンしてるし、メロウな曲。リリースは 4/16 です。

Georgiana Starlington – “Gust”

Georgiana Starlington は、Jack & Julie Hines 夫婦によるプロジェクトで、彼等が一緒にやるのはこれが初めてでなく、ゴスなガレージ・バンド K-Holes のメンバーでもあるふたりなのです。このデュオでは、カントリー・テイストを強めたサウンドで、K-Hole とはまた異なる路線。デビュー・アルバム Paper Moon が HoZac Records から 3/26 にリリースされます。