ARTIST : Sans Merit
TITLE : Trolley Polly
LABEL : Knekelhuis
RELEASE : 5/8/2026
GENRE : indierock, grunge, shoegaze, indiefolk
LOCATION : Melbourne, Australia
TRACKLISTING :
1. Landa
2. Doledrines
3. Wilting Feral
4. Geezer
5. Civil
6. My Mercy Is Not Free
7. Thru The Day
8. The End (ft. Jack J)
9. Helltelena (ft. LÉO LA NUIT)
10. Graff Grot
Sans Meritが、セカンドアルバム『Trolley Polly』を携えてKnekelhuisから登場します。現在はロサンゼルスを拠点に活動するオーストラリア人ミュージシャン、Griffin Jamesによるこの光り輝くようなアルバムは、遊び心に溢れ、武装を解いたような誠実さとともに、無防備なまでの喜びへと傾倒しています。
アルバムは、幕開けとともに私たちの世界を激しく揺さぶります。ギターペダルがアクセルを踏み込み、加速する瞬間から飛び立ちます。その一方で、アコースティックギターのパッセージがネオフォークのような親密さを醸し出す瞬間もあり、それはまるで牧歌的な世界から追放され、孤独の中を彷徨う低音の声を持つ聖歌隊歌手のようです。こうした瞬間は、押し寄せるシューゲイザーのエピソードに飲み込まれ、霞がかったヒプナゴジック・ポップの間奏や、しなやかなポストパンクの展開へと滑り込み、レコードに絶え間なく変化する鼓動を与えています。
その根底には、アルバムの動きを支える叙情的な繊細さが横たわっています。Sans Meritは、ますます脆弱に感じられる世界の中で大きな問いに想いを馳せ、脆さと自覚的ながらも優しくナイーブなユーモアのバランスを取りつつ、日常生活の感情の底流に耳を澄ませています。この視点こそが、『Trolley Polly』を極めて人間らしく、矛盾の中で躍動し、そして静かな安らぎを与える作品にしているのです。




