Shady Cove – “High Divide”

オレゴン州ポートランドから南へ4時間、ローグ川が流れるシャディ・コーブという小さな町があります。ここは、ソングライターでマルチインストゥルメンタリストのSarah Rose(サラ・ローズ)と、元CandaceのSarah Nienaber(サラ・ニーナバー)が、新しいプロジェクトの名前となるトラックを録音した場所です。ここは、控えめなキャビンで、2人の熟練した共同制作者が、欲望の革命的可能性と創造的不安と都市生活の閉塞感から生まれる遊牧民の衝動について探り始めた場所なのです。

サラ・ローズは、これら曲がどのように生まれたかについて、「私たちは、バンドというアイデアを念頭に置いてこれらの曲を書いていたわけではありません」と語る。「これらの曲は、以前のプロジェクトの続きというよりも、新しい何かに属したいと感じていた。私たちは常に正しい場所、良い場所、着陸場所、最終的な休息場所を探しています」ニーナバーは、欲望を満たす唯一のものはより多くの欲望であることを暗に示している、と振り返る。「これらの曲には、私やあなたや私たちは決してそこに辿り着けないということを自認しているように思う…Shady Coveは、その揺るぎない憧れと永遠の探求を祝福しているの」

運転席でキーを回す
ああ、乗りたい
オールドフォールドエスコート1987
柔らかな藍色の輝き
西に沈む夕日
モーテルを見つけよう
もう戻れないとわかる
カリフォルニアの砂漠の道
そう、引き寄せられるように
一匹狼の夢
私とあなただけ
95号線の重い心臓の音
夜明けの光
ハイディバイドにぶつかる

子供の頃、空を見た
ブルースの中を走り抜ける
光に包まれて
窓を開けて手を振ればサヨナラ
故郷を振り返り 一晩中ドライブ

隣にいる彼女を見るほど甘いものはない
どこにも居場所のない家を出る気持ち
カセットテープをかけながら、空っぽで走る
すべてのハイウェイは私に戻って歌っている
ワイルドホース、ハートオブゴールド、あなたはすべての言葉を知っている
手のひらの裏側で 曲がりくねった道も
変わるのは時間の流れだけ
私のルイーズになるか死ぬか
私のそばにいることこの先も

落ちるのを待ってる
あなたが引き返すサインを待っているのは知っている
堕ちていく、覚悟はできてる
そんなふうに私を見るあなたの瞳に映っている
いつも、その時が来るのを知ってる
マイルが伸びて、カーテンが閉まる
黒く消えていく
エンディングは忘れよう
この先もずっと

子供の頃、空を見た
ブルースの中を走る
すべての光を持って
窓を開けて手を振ればサヨナラ
故郷を振り返り 一晩中ドライブ