シンガーソングライターのAzniv Korkejianによるプロジェクト、Bedouineが、ニューアルバム『Neon Summer Skin』を2026年6月5日にThirty Tigersからリリースすることを発表しました。長年の協力者であるGus Seyffertとの共同プロデュースに加え、Jonathan RadoやThe Lemon TwigsのMichael D’AddarioとBrian D’Addarioも参加。家族との再会を経て書き上げられた本作は、彼女がこれまで抱いてきた独立心と、抗いがたい過去へのノスタルジーが交錯する極めてパーソナルな作品となっています。
アルバム制作の背景には、サウジアラビアへの帰郷と、戦争や移民によって引き裂かれた家族の歴史があります。Armenia、Syria、Saudi Arabiaへと移住を繰り返してきた自身のルーツを振り返り、Azniv Korkejianは「誰かの子どもであることをやめたくないという喪失感」に直面したと語っています。かつては前だけを向いて歩んできた彼女が、今では簡単に戻ることのできない故郷や家族の物語を記録し、敬意を払うための手段としてこの音楽を紡ぎ出しました。
先行シングルとして公開された「Long Way to Fall」は、繊細で控えめな美しさを湛えた楽曲です。幼少期の兄弟のような無邪気な関係から、大人になり互いの距離感を尊重し合わなければならない複雑な関係への変化を描いています。Jackie Baoが監督したミュージックビデオと共に、大切な誰かとの間に横たわる「デリケートな境界線」を表現したこの曲は、アルバム全体に流れる親密な空気感を象徴する一曲となっています。
