移動中のバンやノートPC一台から生まれた「純粋な創造性の結晶」。大西洋の両岸を熱狂させるGrand Eugèneが、提示するインディー・ロックの新たな地平

移動中のバンやノートPC一台から生まれた「純粋な創造性の結晶」。大西洋の両岸を熱狂させるGrand Eugèneが、提示するインディー・ロックの新たな地平

ケベックを拠点に活動するMelyssa LemieuxとJeremy Lachanceのデュオ、Grand Eugène(グラン・ウジェーヌ)が、待望のフルアルバム『Deux places au cimetière』を3月20日にリリースします。2023年の結成以来、繊細なドリーム・ポップで注目を集めてきた二人は、今作でインディー・ロックの精神をより研ぎ澄ませ、時には生々しくグランジのような質感さえ感じさせる大胆な進化を遂げました。

二人の歩みはモントリオールの学生時代から西カナダへの旅路まで深く重なり合っており、その強い絆が直感的なサウンドを形作っています。初期の楽曲「Celle-là」や「Danser」が数十万回のストリーミングを記録するなど、大西洋の両岸でファンを急増させた彼らは、2024年にはフランスでのツアーも成功。ケベックの主要フェスティバルを総なめにするなど、今最も勢いのある新星としてその地位を確立しました。

最新アルバムは、モントリオールやパリ、さらには移動中のバンの中でノートPCの簡易マイクを使って録音されたデモから生まれた、極めて衝動的な作品です。遊び心のある皮肉やドライなユーモアを交えながら、愛の歌を独自の解釈で再定義。墓石に咲く花のように、失恋や束の間の瞬間を癒やし、生命を吹き込むような、親密で鋭いバラード集へと仕上がっています。