ベルギー・ゲントを拠点とするバンド Feverchild が、2026年3月20日にデビュー・フルアルバム『Center of the Earth』をリリースします。アルバムの表題曲で繰り返される「周りに取り残されるのが怖い」というリフレインは、大人になる過程で誰もが直面する葛藤を象徴しており、愛への渇望、孤独、そして逃れられない記憶といった本作の核心的なテーマを浮き彫りにしています。
先行シングル「Endless」はバンドの核となるサウンドを象徴していますが、アルバムの深部ではより重厚な感情の揺れが描かれています。「Forms of Falling Gently」では静かな旋律から力強いクレッシェンドへと向かう構成で緊張感を表現し、「Out of My Hands」や「Zero Gravity Hearts」では疾走感あふれるリズムと合唱を誘うコーラスを展開。最後を飾る「Turpentine」では一転してアコースティック・ギターと歌声のみの親密な空間を作り出し、作品を締めくくります。
ベルギーから届いたこの野心作は、現代のエモ/オルタナティブ・シーンにおいて極めて重要な一枚となるでしょう。取り残されることへの恐怖は時に人を怯えさせますが、『Center of the Earth』という作品は、その恐怖こそが次の一歩を踏み出すために必要な通過点であることを示唆しています。
