オーストラリアのポストパンクバンド dust が、来週リリースされるデビューアルバム 『Sky Is Falling』 から、先行シングル 「Restless」 を新たに公開しました。すでに披露されている「Drawbacks」の不安感や「Alastair」の素早い美しさとは一線を画し、この楽曲はバンドの音楽的幅をさらに広げています。不安を抱かせるようなベースラインから始まり、心もとないサックスと遠く響くギターが加わるサウンドは、半覚醒状態で悩まされるような疲労と絶望感を表現しています。Justin TealeとGabe Stoveが詩的なヴァースを交互に歌い継ぐ中で、歌詞は宇宙や海といった未踏の領域に言及し、ナレーターが切望する自由を探し求めています。
バンド自身は「Restless」について、ポスト資本主義の世界の残虐行為を傍観者としてさまよう顕著な人物像を描いていると説明しています。Gabeのヴォーカルはうなだれたような、無関心で打ちひしがれた雰囲気を持ち、楽曲の終盤に向かって渦巻くようなインストゥルメンテーションの基盤を提供しています。歌詞は、苦悩、欲望、フラストレーション、そして無気力といったスペクトルにまたがり、Justinは、自分自身の苦痛に依存する相手との繋がりを失いかけています。これは、世界観を一致させることができない二人の関係性を描いており、楽曲は「終わりなき無秩序」と「自由への渇望」という普遍的なテーマを探求しています。
