ロンドンを拠点とするサイケデリック・アート・ロック・バンド、Ulrika Spacekが、4作目のアルバム『EXPO』を2026年2月7日にFull Time Hobbyからリリースすると発表しました。ロンドンとストックホルムでセルフプロデュースされたこのアルバムについて、バンドは「超個人主義の時代において、今作がこれまでで最も集団的な努力の結晶であると断言できることを誇りに思う」とコメントしています。
バンドは、長年の特徴であったコラージュ的な音楽性をさらに一歩進め、「自分たち自身のサウンドバンクを作り、本質的に自分たち自身をサンプリングした」と説明しています。この制作アプローチにより、彼らのサウンドはパッチワーク的でありながらも、より明確なランドマークを打ち立てています。彼らの音楽は、オフキルターなメロディやジャギーなギター、巻雲のような雰囲気といった要素を通じて、共同の夢の論理を表現しています。
アルバムからのファースト・シングル「Build a Box Then Break It」は、アルバムのミッション・ステートメントのようなタイトルです。ステレオフィールドを横切るシンセの波と、Portisheadを思わせるクラッシュ音とジャジーなドラムが特徴的で、全体に心地よいグリッチ感があります。いつものUlrika Spacekのスタイル通り、楽曲には壮大でシネマティックなコーラスが備わっており、視覚的にも楽しめるミュージックビデオも公開されています。
