Faten Kanaan – Diary of a Candle

ARTIST :
TITLE : Diary of a Candle
LABEL :
RELEASE : 10/17/2025
GENRE : , , ,
LOCATION : Amman, Jordan

TRACKLISTING :
1. Afternoon
2. Celadon
3. Tsukumogami (Sensu)
4. Book Of Changes
5. Supercore
6. Acorns
7. Soseol
8. Alcoyana-Capri
9. Scene for a Wooden Room
10. Sondol Baram
11. Barjees
12. Naming the Cloud (Version 2)

著名な実験音楽作曲家、ミュージシャン、プロデューサーであるが、ミニマルかつニュアンス豊かな、心安らぐメロディックな組曲「Diary of a Candle」をリリースしました。このアルバムで、Fatenは対位法を物語のツールとして用い、神秘的で曖昧、そして深くメロディックな音楽を創造しています。

現代ミニマリズムの反復構造や初期音楽/バロックからの影響、そしてより緩やかなテクスチャーの抑揚に至るまで、彼女のシンセサイザーの使い方は温かみがあり、作品に不思議なほど時代を超えた感覚を与えています。直感的に作曲された彼女の音楽は、簡単に分類できない独自の音の世界を築いています。

「Diary of a Candle」は、優美な木管楽器と重層的なストリングスによって彩られ、1970年代から1980年代の映画のような霞がかった雰囲気を帯びています。その控えめながらも率直なロマンティシズムは、風になびき、空を漂い、大地に落ち着くという自然のリズムに従います。このアンビエンスは現実からの逃避ではなく、人間がもはや主人公ではない視点への焦点を合わせ直し、風景の細部が中心的な存在となります。

吉村弘の1982年のアルバム「Music for Nine Post Cards」の簡素さを出発点とする影響を受け、Fatenの音楽は物悲しいながらも希望に満ちた感情を放ち、私たちを取り巻く世界の美しい瞬間に敬意を表しています。アルバムのタイトルの一部は、東アジアの儀式や民間伝承の迷信、特に自然に関連するものから着想を得ています。