ARTIST : Baby Cool
TITLE : Infinity Baby
LABEL : Fuzz Club Records
RELEASE : 6/5/2026
GENRE : rock, psychedelic
LOCATION :
TRACKLISTING :
1.Intro
2.Mirage
3.Loop
4.Sky
5.Desert
6.Everything
7.Devotion
8.Island
9.Sacred
10.Infinity Baby
11.Otherside
Grace Cuellは、自らを取り巻く世界を理解するための手段として曲を書き続けています。Baby Coolとしてのセカンドアルバム『Infinity Baby』において、彼女は影と光の間で揺れ動く「人間であることの意味」を穏やかな視点で見つめています。意味を追い求めた空想的なデビュー作『Earthling on the Road to Self Love』に比べ、今作『Infinity Baby』はより地に足がついた、誠実な手触りを持っています。楽曲は切望、皮肉、献身、そして屈服、時には敗北の間を通り抜けますが、常に一種の希望へと立ち戻ります。これは「パターン」についての記録です。私たちが受け継ぐもの、繰り返すもの、そして自らの意志で持ち続けることを選ぶパターンについての物語なのです。
King GizzardやFamily Jordanなどを手がけたプロデューサーSamuel Josephと共に、アルバムは北部河川地域の丘陵地帯で制作されました。音楽的には、Baby Coolはサイケデリア、フォーク、そしてクラウト・ポップを融合させ続けており、彼女を取り巻く自然環境の広大さがソングライティングとプロダクションの随所に現れています。
「Mirage」では、壊れかけた世界に対して希望の火が揺らめきます。「Loop」は、同じ道を歩きながら何かが変わることを期待するという、日常生活の奇妙な反復に寄り添います。「Everything」は、あらゆる瞬間から意味を搾り取ろうとすることへの疲弊を捉え、一方で「Devotion」は、自分たちの頭の中にだけ存在する「理想」にいかに恋をしてしまうかを解き明かします。
「Sacred」ではロマンチックな愛から一歩退き、より揺るぎない場所、つまり最も深く永続的な繋がりの形としての「友情」へと着地します。そしてアルバムの核心をなす「Infinity Baby」は、幼少期に抱いた「無限」への恐怖に根ざした一曲です。Grace Cuellはその恐怖に抗うのではなく、それを通じて曲を書きました。この曲は、かつての自分自身、そして世界の大きさに圧倒されたことのあるすべての人への、ささやかな癒やしの儀式のように響きます。
『Infinity Baby』は答えを提示するわけではありません。ただ物事の回転の中に身を置いています。そしてその回転のどこかで、静かな受容を見出すのです。





