ARTIST : White Reaper
TITLE : The World’s Best American Band
LABEL : Polyvinyl
RELEASE : 4/7/2017
GENRE : punk,rock
LOCATION : Louisville,KY,US
TRACKLISTING :
01 The World’s Best American Band
02 Judy French
03 Eagle Beach
04 Little Silver Cross
05 The Stack
06 Party Next Door
07 Crystal Pistol
08 Tell Me
09 Daisies
10 Another Day
ルイビルのWhite Reaperの大胆な発言は、ニューアルバムのタイトルであると同時に、バンドの信条でもある。
ギタリスト兼ボーカリストのTony Espositoは、「だって俺たちは最高なんだもん」と言う。「モハメド・アリが最高だったように、みんなに信じてもらうためには大きな声で言わなければならないんだ。
その精神で、バンドは親友でプロデューサーのKevin Ratterman (My Morning Jacket, Young Widows) と共にスタジオに入り、古き良きロックンロールのレコードを作り上げた。
「このレコードを作ったのも、このバンドを始めたのも、自分たちの存在をアピールしたかったからじゃない」とエスポシトは言う。「自分たちが聴きたいと思うようなレコードを作るだけなんだ。14歳の頃と同じように、今も楽しいから始めたんだ。
質感のあるメロディー、重ねたギター、より熟練した歌詞を誇る『The World’s Best American Band』は、4人組が前作(2015年の『White Reaper Does It Again』)で確立した地下室のサウンドから抜け出し、アリーナに照準を合わせていることがわかる。
ロックンロールの黄金時代を垣間見ることができるTWBABは、叫ぶギターとロックステップリズムの巨大なドラムが満載で、各曲が重厚でありながら、決してユニークではないパンチを放っている。リードシングルの “Judy French “は、Heavy Metal Parking Lotで育ったランウェイモデルのように闊歩し、中盤の “The Stack “はクラシックロックのシミーさとグラムのセンスが組み合わされています。
ケンタッキーの少年たちは、2017年にツアーに出るのを心待ちにしている。ロックの栄光を讃えるレコードを手にした彼らは、立ち見席で肩を寄せ合っている観客も、安い席でくつろいでいる観客も、満足させる態勢を整えている。
「ライブに来て、お酒を飲んで、楽しんで」とエスポジートは笑う。「でも、みんなに優しくね。本当に親しくなれるから」。