Ruby Fields – “Bottle’o”

オーストラリア出身のソングライター、Ruby Fields(ルビー・フィールズ)が、長年温めてきたデビューアルバム ‘Been Doin’ It For A Bit‘ をリリースします。彼女はアルバムの最後の仕上げとして、内省的な新曲とビデオ “Bottle’o” を公開しました。この曲について、彼女は次のように語っています。

「2019年8月、古い農場に住んでいて、来てくれなかった人を待っていた時に “Bottle’o” を書きました。お店に行ってお金を出そうとしたけどできなかった。身分証明書を持っていなかったので、現金とパスポートを使ってビールを買わなければなりませんでした。家に帰って、自分なりに平凡な詩を書いたんだけど、ピアノの前に座って、そこから発展させていったら、今では一番好きな詩になったかもしれない」

Ruby Fieldsは、ファズギターを使わず、きらびやかなピアノを使った “Bottle’o” では、目的のない無為な一日を表現しています。農場で孤立していた彼女は、日焼けを心配することから始めましたが、すぐに彼女のおどけた歌い方は肌に合わなくなり、憧れの人とのつながりや「希望的観測」を率直に歌っています。彼女の声を部屋の中に置くことで、異なるインパクトを与え、より親密で傷つきやすい音色で、私たちを彼女の内なる独白に引き込みます。

ボトルOでプルアップ
その女性は知りたがっている
なぜ私が免許証ではなく、しわくちゃのパスポートを
免許証の代わりに
財布をなくしたと言って
最近の人生はちょっとした危機感がある

ちょっと日に焼けちゃったけど
ちょっと悲しい
ほっぺたが赤い
そして、私は私が持っていたと思う
あの古い太陽の下で
騙されて外に出た
それが一番いいと思っていたのに
でも僕は光の反射面だから

お店に行ってお金を貯めよう
ATMは不用意な現金を扱わない
スクリーンの黒に映る僕の姿
僕は失望していて、もう何を見ても好きになれない

ちょっと日に焼けちゃったよ
ちょっぴり悲しい
ほっぺたが赤い
そして、私は私が持っていたと思う
あの古い太陽に
騙されて外に出た
それが一番いいと思っていたのに
でも、私は光の反射面なので

今夜は家にいようかな
私の不注意な損失はサインだと思って
酔えば君がいると錯覚するだろう
財布が戻ってくるかもしれない
それはすべて希望的観測


Posted on 09/20/2021