Moaning Lisa – “Inadequacy”

メルボルン出身のキャンベラのインディーロック・バンド Moaning Lisaが、デビュー・スタジオ・アルバム ‘Something Like This But Not This‘ の詳細を発表しました。このアルバムは、今年に入ってリリースされた2枚のシングルに続くものです。3月にリリースされた”Something” と先月リリースされた “Inadequacy” です。この2つのシングルは、他の10曲とともにLPに収録されます。

グループは、アルバム名の由来となった “Inadequacy” のミュージックビデオを公開しました。この曲は、アルバムの最初のヴァースの歌詞に由来しています。ビデオの監督は William Heで、メルボルンのD eathmatch Downunderプロモーションに参加しているオーストラリア人プロレスラーの Yorkと Ritchie Taylorが出演しています。

「このクリップは、4人組がリングに上がり、プロレスラーたちと最後の戦いに挑むというものです。プロレスに特有の親密さやコミュニケーションからインスピレーションを受けました。プロレスを実現するためには、自分の技や一緒に仕事をしている人たちに気を配り、同期していなければなりません。撮影中、ヨークとリッチーは何度も立ち止まってお互いに確認したり、安全について話し合ったりしました。パフォーマンスと同じように、気遣いが必要なのです。そこに、私たちの活動との類似点が多く見られるようになりました。つまり、私たちが力を得て、安全にパフォーマンスできる空間を作ろうとしているのです。レスリングは、”Inadequacy” の完璧な視覚的伴奏となっています。レスリングのパフォーマンスを見て感じる激しさとサスペンスが、トレーニングに必要な自己認識と強さと結びついているのです。」


Posted on 08/05/2021