Clark – “Medicine” (feat. Thom Yorke)

本日リリースされた、Clarkの新作アルバム ‘Sus Dog‘ から、プロデューサーを務めた、Thom Yorkeがベースとバッキングボーカルで参加した “Medicine” のミュージックビデオを公開しました。

1月のアルバム発表時にヨークが説明したように、Clarkが初めて自分の音楽にボーカルを取り入れることを決め、Radioheadのシンガーに歌のアドバイスを求め、彼が参加することになりました:
「クリスは、歌を始めたので、フィードバックやアドバイスが欲しい、彼にとっては新しいサメの生息する海域のようなものだ、と僕に書いてきた。私は彼がやっていることに何年も前から興味を持っていて、結局、彼がその奇妙なことをすべてつなぎ合わせるときの後部座席の運転手のようなものになったんだけど、それはとても魅力的だったね。」

「彼が歌と言葉を全く別の扉から入ってきたことを発見しても驚かなかった。彼が最初に送ってきたのは、2つのフロアに挟まれて身動きがとれないという内容の歌で、私はすでに納得していました。それは、彼が作曲やレコーディングに取り組む方法と同じでしたが、今回は人間の顔があったのです。彼の顔です。」

クラークはこれまで、”Town Crank”、”Clutch Pearlers”、”Dismissive”、”Dolgoch Tape” を公開してきました。そして今回、’Sus Dog’ の全貌が、ヨークをフィーチャーした “Medicine” のビデオとともに公開された。このビデオは、ディープフェイク技術を使ってクラークとヨークの顔を合成したもので、ナックルヘッドのディレクター、ディラン・ヘイズが説明しています:

「クリスと私は、デジタルを隠そうとする共通の努力でいつも結ばれています。このことは、『Medicine』の要素として、ディープフェイクという非常にデジタルなメディアを使っていることを考えると、興味深いことです。私は、AIを微妙に使いこなすことに興味を持ちました。一般的に、ディープフェイクや他のAI要素を使用する場合、それがメインとなりますが、『Medicine』では、その効果を埋没させ、追加のテクスチャーを重ね、多くの構成要素のひとつにしたいと考えました。クリスとトムの特徴が融合することで、顔と声の相乗効果が生まれ、誰が誰だかわからなくなり、声の可憐さをテーマにしています」

Posted on 05/26/2023