The Notwist – “Projectors”

ドイツ・ミュンヘンが誇るインディー・シーンの重鎮 The Notwist が再始動し、来月リリース予定のニューアルバム『News From Planet Zombie』から新曲「Projectors」を公開しました。先行シングル「X-Ray」に続く本作は、豊潤なオーケストラ・アレンジを施した「サーカス・ミュージック風の湿地帯ワルツ」とも形容すべき独創的な一曲です。バンドはこれをフォークやカントリーに影響を受けた楽曲と説明しており、金管楽器のインターリュードには Enid Valu(Vocals)や Haruka Yoshizawa(Harmonium)らアルバムの全ゲストが参加する豪華な構成となっています。

歌詞のテーマは「困難な時代を乗り越えること」ですが、そのアプローチは極めてユニークです。バンドによれば、映画『ブレードランナー』で Rutger Hauer が演じたロイ・バッティが歌っているかのようなイメージで執筆されたといいます。The Notwist 流のひねくれたフォーク・解釈と、SF的な詩情が融合した「Projectors」は、彼らの底知れない実験精神を改めて見せつける仕上がりです。