Sessa – “Vento a Favor”

ブラジルのフォークミュージシャン、Sessaは昨年、Mexican Summerのファーストアルバム ‘Estrela Acesa’ で私たちを感動させてくれました。同じブラジル人のBiel Basileと、Mdou Moctarのバンドでベースを担当し、Moctarの北米でのブレイクを支えたアメリカ人のMikey Coltunと共同制作した新曲 “Vento a Favor” を発表しました。トロピカルでドリーミーなサウンドに、突き刺すようなファズギターを加えたこの作品について、Sessaは次のように語っている。

「”Vento a Favor” は、’Estrela Acesa’ に収録される予定だった曲です。この曲はLPと同じセッションで録音、ミックス、マスタリングされたのですが、途中から、この曲のエネルギーが、私がレコードで語ろうとしているストーリーとは違うように感じ始めました。Estrela Acesaのジェスチャーは、もっと内側に目を向け、魂にささやくようなものでした。でもね、何も悪いことじゃないんだ、呼吸は内と外の両方にあるんだから」。

Sessa – “Pele da Esfera”

今年初め、ブラジル人アーティストSessaは、メキシコの夏のデビュー作 ‘Estrela Acesa‘ を発表しました。これまでにも、”Gostar do Mundo” や “Canção da Cura” など、数曲を発表しています。今日、彼はまた別の曲で戻ってきました。

セッサの最新作は “Pele da Esfera”、直訳すると「球体の肌」です。以下は、彼のコメントである。

「この曲は、犬がプロデュースしたんだ。人の家でレコーディングをすると、特に都会から引っ越してきた人たちは、猫、犬、鶏、豚など、いつもたくさんの動物がいるんだ。スタジオでの初日の夜遅く、それまで個人的に知らなかったカブラルが、ちょっと心配そうに顔をしかめていた。生後数ヵ月の愛犬が一人で家にいるから、ドラフトを寝かせて、明日また拾ってきてくれないかな、と。私たちは中に入って少し遊んでみたのですが、テイクの雰囲気がとてもリラックスしていて、特別な感じがしたので、そのままにしておきました」