IDMの伝説Squarepusherがオーケストラに挑む:新作『Kammerkonzert』で描く、緻密な作曲術とレイヴ精神の衝突

IDMの伝説Squarepusherがオーケストラに挑む:新作『Kammerkonzert』で描く、緻密な作曲術とレイヴ精神の衝突

エセックスを拠点とする多作なプロデューサーであり、IDM界のレジェンドとして知られる Squarepusher こと Tom Jenkinson が、ニューアルバム『Kammerkonzert』を4月にリリースすることを発表しました。本作はオーケストラ音楽への本格的な進出を掲げた作品であり、先行シングル「K2 Central」では、彼が作曲家としての役割を見事に果たしている様子を聴くことができます。

ストリングスを導入しながらも、Tom Jenkinson は本作が自身のルーツであるハードコア・レイヴに忠実であることを強調しています。「音楽において違法なアイデアなど存在しない」とプレスリリースで語る彼は、ブレイクビーツと弦楽四重奏という異色の組み合わせに挑戦。両者の欠点を引き出すという落とし穴を回避し、単なる形式的な融合ではない真の音楽的実験を追求しました。

先行シングル「K2 Central」では、アコースティックな弦楽器の響きと激しいブレイクビーツが真っ向からぶつかり合う、スリリングなサウンドを体験できます。このアルバムは、ジャンルを横断するプロジェクトに伴うリスクに真っ向から立ち向かう姿勢を示しており、遊び心に溢れながらも、Squarepusher らしい妥協のない芸術的なステートメントとなっています。