ノルウェーのアーティスト、Sassy 009は、現代のポップミュージックによく見られる、過度に加工され拡散されたハイパーポップの領域で活動しながらも、聴く者を至福の呪文にかけるという驚くべき妙技を成し遂げています。オートチューンが幾重にもかけられたボーカルや、PS5コントローラーの振動音のようなビートが特徴の現代ポップは興味深いものの魂に響くことは稀ですが、彼女の音楽は未来的なダメージを受けながらも、リスナーの心に触れる力を保持しています。
来月、Sassy 009は公式デビューLP『Dreamer+』をリリースする予定です。このアルバムからは既に、先行シングル「Butterflies」「Enemy」、そしてBlood Orangeとのコラボ曲「Tell Me」が公開されています。そして今回、彼女はエレクトロニック・エクスプローラーであり、2023年のStereogum「Artist To Watch」にも選ばれたyunè pinkuとの新たなコラボレーション曲「Mirrors」を発表しました。このMikaela Kautzkyがディレクションしたミュージックビデオは、ジャスティン・ティンバーレイクのカバーではなく、Sassy 009とyunè pinkuの極度にフィルターがかかった声が、駆け抜けるドラムスキッターの上でメロディを新しい形にねじ曲げる、ぼやけて美しいグリッチ・ランドスケープとなっています。
