大ヒット曲「See You in Hell」で数百万回の再生を記録したNora Kelly Bandが、待望のニューアルバム『So Wrong For So Long』からの第一弾シングル「Port City Blues」をリリースしました。ケベック州北部の小屋で雪に閉ざされながら書かれたこの曲は、ストリングスやホーンが重なるシネマティックなサウンドに、カントリー風の叙情性とパンクの精神を宿したNora Kellyの独特なボーカルが融合した、壮大なバラードに仕上がっています。
プロデュースはThe NationalやArcade Fireを手がけたMarcus Paquinが務め、Kellyの故郷であるバンクーバーを比喩に用いて、孤独や安定への切望を表現しています。「人々が何かを必要とする時に訪れるが、深い繋がりは持たず、誰もが通り過ぎていく場所」としての港町に自分を重ねた、彼女にとって最も脆弱で内省的な一曲です。
一方で、Jordan Minkoffが監督したミュージックビデオはバンドらしい遊び心に溢れています。手作りの魚やカモメ、波のパネルが並ぶ地域劇のような舞台装置の中で、海で遭難したKellyが人間サイズの巨大なロブスターに救出され、恋に落ちるというシュールな物語が展開されます。「真の強さの意味を見つける物語の出発点」と語る本作を含むフルアルバムは、2026年5月にリリース予定です。
