L.A. Sagne – “Rain On My Skin”

アムステルダムのL.A. Sagneが近日リリース予定のアルバム『Good Company』から、先行シングル「Rain On My Skin」を発表しました。本作は彼らのキャリア史上最もキャッチーな一曲であり、大砲のようなドラムフィルとチェーンソーを彷彿とさせる荒々しいベースラインが、重厚かつ強烈なグルーヴを刻みます。Aメロの削ぎ落とされたタイトなアレンジから、サビで一気に爆発するスラックなギターと生々しいビートへの展開は圧巻で、パンクでありながら驚くほどダンスフルな仕上がりとなっています。

歌詞の面では、個人の絶望や世界を救う術を持たない葛藤を歌いながらも、どこか聴き手を安堵させる不思議な包容力を備えています。バンド自身は「ひどく混乱している」と自称していますが、サウンドには微塵の迷いも感じさせない誠実さと高揚感が溢れています。最後の一節「誰かにとびきり親切にしろ!(GO BE FUCKING NICE TO SOMEONE!)」というメッセージに象徴されるように、パンクの衝動とポジティブな人間愛が共鳴する、エネルギッシュなアンセムです。