Tarwater – Adrift (Bureau B)

久々にネクタイを締めようとしたら出来なくなっていた。手伝ってもらってようやく出来たけど、正解が分らないまま。普段から慣れてる人にしたらなんて事ないだろうけど、ちょっと離れると出来なくなってしまうもの。ネクタイに限らず、昔は当たり前のように出来ていた事が出来なくなってることってる。単純にヒトとして劣化し出してるだけかもしれないが、継続って重要だね。 一昔前なら身近にあった人達だけど、個人的な印象かもしれないが、ドイツ流はいつの間にか過去のものになっていた。そして久々に彼等の音楽を聴いたけど、ドイツ流儀の基本は変ってないようだ。以前よりはアコースティックな質感にしていて、変化を感じさせる部分もある。だけどもやっぱり丁寧で絶妙な質感を追究している。シカゴ勢同様に、一度極めてしまった人達がわざわざ劣化した音を出すことなんて出来ない。でも時代って恐ろしいが、現在ではこのような丁寧さは反って不利な位置にある。Tortoiseみたいにとりあえず沈黙してる方が賢いのかもね。

Nots – “Decadence”

メンフィスを拠点にする女子4人組パンク/ガレージ・バンド、Notsが遂にアルバムをリリースします!元々はデュオでスタートしていたようですが、4人組になってパワフルでヴィヴィッドなポスト・パンクへとなっての期待のデュー作。アルバム’We Are Nots’は、Goner Recordsから11/11にリリースです。

Death Blues – Ensemble (Rhythmplex)

抜歯の後の抜糸。そういえば人生で縫ったことなんて初めてだったから、痛いのかなあ、やっぱり麻酔するのかなあと不安でいたが、ハサミでパチッっとやったと思ったら既に終ってた。思ったほかすぐに終ったから、帰りがけに久々にいつもの定食屋に行ってきた。今日の献立は焼豚ってことで、そういや縫っていたところも焼豚みたいになってるなあと思い、豚の気持ちになって頂きました。ちょっと遅かったせいか、チョイスできる副菜の種類が少なくで残念でしたが、やっぱり良いお店。 ちょっと前に出ていた作品からすぐに新しいのが出たわけですが、それとは全然違ってこちらの音楽はいろんな副菜が揃ってる。タイトルが示すように楽団仕立てな作品で、Jon Mueller以外に数名のオーケストラ担当が参加し、本人もドラムの他にギターを演奏してるよう。Sigeからの作品は辛辣なミニマリズムを演じていたの対し、こちらは人生哀歌、それも下世話なくらいドラマ仕立て。偶然もここまで重なるか?って思える黄昏流星群さながらな世界ですが、音の節々から伝わる血なまぐささはSige作同様に痛々しい。いやいやこれまた恐れ入りました。

Last Ex – “Girl Seizure”

Simon TrottierとOliver Fairfield (of Timber Timbre)によるモントリオールのデュオ、Last Exが間もなくConstellation Recordsからリリースするインスト・アルバムがらのビデオです。ミニマルなメロディとクラウト・ロックにエレクトロニックを混ぜたアプローチのサウンドです。Last Exのフル・アルバムは、Constellation Recordsから10/14にリリース。

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Mattson 2 – “Dif Juz”

カルフォルニアを拠点にする兄弟バンド Mattson 2 のこのあとリリースされるフル・アルバムから先行曲 “Dif Juz” は、ギターとドラムによるサーフとジャズを交えたようなインスト曲。基本的にインプロで演奏され、アルバムもライヴ録音されたものになるらしいです。彼等のアルバムは Um Yeah Arts から11/11にリリース予定.

Advertising – “Ending”

シラキュース出身でブルックリンを拠点にするカルテット Advertising の Prison Art からリリースするデビュー・アルバムから “Ending” のストリームです。シカゴ・オルタナ系の雰囲気.

Celestial Shore – “Creation Myth”

ブルックリンのアヴァン・インディ・バンド Celestial Shore がリリースするセカンド・アルバムからのニュー・シングル/ビデオ “Creation Myth” がアップされました。相変わらずの変拍子、マス展開なインディ・ロックでありますが、この曲に関しては前作よりは柔らかくてスッキリしてる。新作アルバム ‘Enter Ghost’ は、Hometapes から10/14にリリース.

The Earth Is A Man – “Timesnake”

シカゴを拠点にするポストロック/マスロック・グループ The Earth Is A Man のニュー・トラック “Timesnake” ともう一曲。こちらの曲を収録したカセット・シングルが Hausu Mountain レーベルからでるんですけど、今までのレーベルのイメージからはちょっと違いますね.