鍵盤からギターへ。Carla J Easton がドキュメンタリー制作を経て辿り着いた、運命の赤い糸と友情の物語。

鍵盤からギターへ。Carla J Easton がドキュメンタリー制作を経て辿り着いた、運命の赤い糸と友情の物語。

スコットランドのシンガーソングライター Carla J Easton が、5枚目のソロアルバム『I Think That I Might Love You』を Ernest Jenning Record Co. と Fika Recordings よりリリースします。高く評価されたドキュメンタリー映画『Since Yesterday』の制作を通じ、独学でギターを手に取り音楽の世界へ飛び込んだ女性たちの姿に触発された彼女は、これまでのキーボード主体のスタイルから一転、自身初となる「ギター・アルバム」を完成させました。プロデューサーには Howard Bilerman を迎え、グラスゴーの伝説的スタジオ Chem 19 にて、わずか1日のリハーサルを経てライブ録音された本作は、生身のパフォーマンスが放つ鮮やかなエネルギーに満ちています。

本作は、スコットランドのソングライティング集団 Hen Hoose での活動や友人たちとの共同作業から大きな影響を受けており、Simon Liddell や Brett Nelson、Darren Hayman といった多彩なゲストとの共作が11曲の中に散りばめられています。アルバムの核となるテーマは「友情」と、世界中に存在するソウルメイトを繋ぐ「運命の赤い糸」です。ナッシュビルでの制作開始からグラスゴーでのレコーディングに至るまで、物理的な距離を超えた絆が、作品全体を貫く共同体としての力強い鼓動を作り上げています。

先行シングルの「Oh Yeah」は、2分間に凝縮されたメロドラマのような高揚感でアルバムの幕を開けます。他にも、快活なポップソング「Let’s Make Plans For The Weekend」や、60年代の香りが漂う「Really, Really, Really, Really Sad」など、共作を通じて得た新たな音楽的語彙が随所に光ります。考えすぎることなく、曲が完成した瞬間の「共有された幸福感(ユーフォリア)」を閉じ込めたこのアルバムは、Carla J Easton のキャリアにおける大胆かつ自信に満ちた新章を象徴する、生命力に溢れた一作です。