ボルチモア出身のハードコア・バンド Angel Du$t は、2023年のLP『Brand New Soul』以来となる新作『COLD 2 THE TOUCH』を2月にリリースすると発表しました。これに先立ち、Run For Cover 移籍後初の新曲として「The Beat」と「The Knife」を発表しています。今作は、プロデューサーに Brian McTernan を迎え、新メンバーの Nick Lewis(ドラム)と Jim Caroll(ギター、American Nightmare や Suicide File などにも参加)が加わった最初のフルアルバムとなります。さらに、Scott Vogel (Terror)、Wes Eisold (American Nightmare, Cold Cave)、Patrick Cozens (Restraining Order)、Frank Carter、Taylor Young (Twitching Tongues, Deadbody)といった豪華なゲスト陣が参加しており、そのコラボレーションの幅広さが作品への期待を高めます。
Angel Du$t は、その唯一無二の存在ゆえに「ジャンル破壊者」なのか「最後の本格的なギターバンド」なのかといった問いが常に付きまといますが、ボーカリスト兼首謀者の Justice Tripp は、「Angel Du$t はロックンロールだ」とシンプルに言い切ります。26分間という短いながらも折衷的で強烈な楽曲が詰まった『COLD 2 THE TOUCH』は、彼らの音楽が狭いサブジャンルに収まらないことを証明し、その根源的なサウンドには「ロックンロール」という言葉が最も相応しいことを示しています。本作は近作の中でも最も獰猛なアルバムであり、ハードなリフとキャッチーなフックが、Tripp のオープンな実存主義と融合しています。
特に、Jim Caroll のリフが際立つ3分超の大作「Zero」(Wes Eisold 参加)や、Patrick Cozens、Frank Carter、Taylor Young のゲストボーカルをフィーチャーした楽曲群、そしてアルバムの締めくくりとなる「The Knife」と「The Beat」は、バンドの個性を象徴しています。Angel Du$t のクリエイティブな世界では、生のはかなさについての心からのつぶやきと、暴力を誘発するようなリフのスリルが両立します。Tripp は、「これが俺の姿だ。俺たちは常にアグレッシブなロックンロールを演奏する。お前が気に入ろうと気に入るまいと、それは起こる。俺は俺だ、邪魔するなら叩き潰してやる」と、彼らの揺るぎない姿勢を宣言しています。
