Winston Hightower – Winston Hytwr

1993年3月オハイオ州コロンバス生まれのWinston Hightowerは、空間とジャンルを這うように広がるディスコグラフィーを持つ多作な宅録アーティスト。中西部パンク／DIYシーンの定番である彼の同名名義での初作品は、2015年1月に自主リリースしたテープ。以来、テープ、オンライン、ビデオで100曲以上を発表。その音楽は安易なカテゴライズを拒み、ポップ、ロック、ラップ、ジャズを難なく融合させたシンセの風景の中をそよ風が吹き抜けるようなもの。そうすることで、ハイタワーはアンダーグラウンド・ギター・ミュージックの限界を押し広げる、まとまりのある、変幻自在の実験を、彼ならではのウィットと魅力で構築し続けているのです。この作品群は、ほぼ全曲が彼の部屋で一人で書かれ、レコーディングされたもので、多くの人が彼を「Black R Stevie Moore（黒いRスティーヴィー・ムーア）」と呼んでいます。また、Times New Viking、Slant 6、Ron Houseといったオハイオのレジェンドたちとのコラボレーションも多数。
プロスケーター（UNITY、Adidas）、ツアー・ハードコア・ギタリスト／ベーシスト（最近ではMinority ThreatとTwompsax）。このような幅広い経歴を持ち、10代の頃から絶え間なくツアーを行ってきたWinston Hightowerが、中西部以外ではほとんど知られていないというのは衝撃的です。
K Recordsは、彼が過去にリリースした楽曲の中から、入手困難な楽曲を抜粋した初のレコード『Winston Hytwr』[KLP 292/PRNL50]をリリースすることになりました。