The Remotes – Ready For It

ARTIST : The Remotes
TITLE : Ready For It
LABEL :
RELEASE : 4/21/2026
GENRE : ,
LOCATION : Melbourne, Australia

TRACKLISTING :
1. Ready For It
2. Motel Supreme
3. Skippers Bodega
4. Wordless
5. The Roaring Coast
6. Crazy Days
7. Mary Falls
8. Let It Go
9. New Day On The Sands
10. You Are Now So Distant Tonight

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1990年代後半、The Remotesの創設メンバーであるOllie BrowneとKristian Brenchleyは、スロウコア・バンドのArt of Fightingとノイズ・ロック・バンドのS:Bahnという、正反対の性質を持つ2つのバンドで活動していました。それにもかかわらず、互いのメインバンドのファンであり親友でもあった二人は、それぞれのバンドには収まりきらないアイデアや楽曲を形にするため、ジャムセッションを行うことに決めました。当初からThe Remotesは、二人のギタリストがソングライティングに対して過度に真剣にならず、型にはまらないアプローチを取れる場所であり、その場でアイデアを生み出し、即興に近い形で楽曲を成立させてきました。こうした初期のジャムが1999年のデビューアルバム『Lonely Tremor』へと繋がり、オリジナルの共作、ジャズ・スタンダード、そして数曲のインストゥルメンタルな即興演奏が混ざり合った作品が誕生しました。

2000年にKristianが音楽的な機会を求めてニューヨークへ移住し、OllieがArt of Fightingに専念することになったため、地理的な事情からThe Remotesは28年もの間、その大半を休止状態で過ごすことになりました。Kristianがメルボルンに戻るたびに二人は再会し、カジュアルにレパートリーを広げたり、1、2回のライブを行ったりしていました。2011年にヘッドギャップ(Headgap)で行われたレコーディング・セッションでは7曲が制作されましたが、それらはハードドライブの中で14年間も静かに眠り続けることになります。そしてついに2024年、二人は再びメルボルンに住むことになり、活動を再開しました。さらに多くの楽曲が書き上げられ、2025年にサウンドパーク(Soundpark)でのレコーディングへと至りました。その成果である『Ready For It』には、Ollie Browneの穏やかなボーカルとスロウ・ポップへの傾倒に、Kristian Brenchleyの無骨で印象派的なリードギターが溶け合った10曲が収録されています。そこに、ドラム、キーボード、ヴィブラフォン、その他あらゆる楽器をこなす新メンバー、Laura MacFarlaneの巧みで抑制の効いたタッチが加わりました。緊張感に満ちた催眠的な「The Roaring Coast」から、静謐で映画のような「Motel Supreme」、そして一風変わったオルタナ・ポップ「Crazy Days」まで、本作は28年という歳月が、長い時代であると同時に一瞬でもあるということをThe Remotesが実感した結晶なのです。