ARTIST : Phexioenesystems
TITLE : Patterns in Condensate
LABEL : Castles In Space/Lunar Module
RELEASE : 1/30/2026
GENRE : ambient, electronic
LOCATION :
TRACKLISTING :
1. Coastal Winter Deerhorn
2. Body Worm
3. Gongue Bird
4. Patterns in Condensate
5. Inland Ocean
6. Hypothetical Colours
この新しいアルバムを形作っているのは、物語や比喩ではなく、純粋な「音そのもの」です。多くのエレクトロニック・ミュージックのリリースがコンセプトやストーリーに依拠する一方で、『Patterns in Condensate』は、プロセスやメカニクス、そして道具を極限まで追い込んだり、負荷をかけたり、あるいは道具そのものに語らせたりしたときに立ち上がる音楽性を祝福しています。
各トラックを通じて、このアルバムはPeter Blasserによる「ドラム&ドラマ・マシン」という独特な楽器Plumbutterと、豊かなパッドやハウス・ピアノ、そして編集不可能なノスタルジーに満ちた90年代の愛すべきプリセット・モジュールであるRolandのJV-1010という、ありそうもないペアの組み合わせを探求しています。
アルバムタイトルの『Patterns in Condensate』は、二重窓のシールがとうの昔に壊れ、寝室の窓の内側を滑り落ちる文字通りの結露(Condensate)から名付けられました。
これは本当に単なる「意味のない音」であり、トラックのタイトルも、機材やテクニック、パッチ名などを少し読みやすく変換して参照しているに過ぎません。この象徴性への抵抗こそが、アルバムの個性を生んでいます。意図を剥き出しのメカニクスまで削ぎ落とすことで、『Patterns in Condensate』は楽器そのものが持つ表現力豊かな癖、失敗、そして相互作用を明らかにしています。それは物語ではなく、一つの探求なのです。





