Norken – Spring Themes

多作な Lee Norris の Norken名義での2作目。Metamaticsがよりラテラルなアプローチを取るのに対し、Norkenは4分の4拍子という硬質なサウンドで、Soul Static Bureauのデビュー作を彷彿とさせる。ソフトなシンセの立ち上がりと熟考された鍵盤は、多くのレコード・コレクションにあるPlaid、Black Dog、初期Aphexの隣でシャッフルされるに違いない。
Norken の『Spring Themes』は、デトロイト・テクノをホームリスニング環境の奥深くにまで浸透させる方法を示す好例として、ぜひ探してみてほしい。