Brady Cohan – Studies, Vol. 2

LAの映画音楽作曲家でギタリストの Brady Cohan(ブラディ・コーハン)は、ソロ・ギターとエレクトロニクスのための魅力的な継続的シリーズの第2弾として、ダークな雰囲気の ‘Studies, Vol.2’ を発表しました。

ブレイディは ‘Studies, Vol.2’ を「ジェスチャーの研究」と表現しています。テーマ的には、2020年12月に発売された ‘Studies’ 第1弾で踏み出した音楽的な風景を引き継いでいます。ギターとエレクトロニクスの巧みで俊敏な操作、LAのダウンタウンの活気あるジャズシーンの先鋭的な冷たさ、長年のフィルムスコア作曲で磨かれた音楽的な熟練度の蒸留などは同じです。しかし、この新版では、前作のような豪華でスローモーなマリブ・バームは最小限に抑えられ、希薄で繊細な強度が増しています。ゲストミュージシャンである Sam Wilkesのベースラインが静かにグルーヴする第1巻に対し、第2巻の “Begin Again” では Sam Gendelの処理されたサックスが、すでにぼやけてしまったキャンバスを汚しています。

「このアルバムは、自分自身を守るための行為でした」とブラディは語ります。「ネガティブなものをポジティブなものに変えるための方法です」

タイトルからもわかるように、’Studies, Vol.2′ は、Phantom Limbから今後数ヶ月のうちにリリースされる予定の、より大きなソロ作品シリーズの一部です。

Studies, Vol. 2

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