ARTIST : Abrams
TITLE : Loon
LABEL : Blues Funeral Recordings
RELEASE : 4/10/2026
GENRE : noiserock, altrock, grunge, postcore
LOCATION : Denver, Colorado
TRACKLISTING :
1. Glass House
2. White Walls
3. Last Nail
4. Said & Done
5. Waves
6. How Did I Lose My Mind?
7. A State of Mind
8. Home
9. Remains
10. Sirens
アメリカの理想主義や社会的な団結が炎に包まれる中、デンバーの Abrams が持つエーテル的なアンビエンスには、一触即発の震えるような怒りが浸透しています。2024年の飛翔感あふれるドライヴな作品『Blue City』は、Metal Hammer誌が「実存的なまどろみからあなたを揺さぶり起こす、挫折に直面したポジティブな高まり」と評したように、魅惑的でノスタルジックな質感に満ちたレコードでした。しかし、もはや世界はそのアルバムが作られた当時の姿ではありません。
現代の軋むような絶望と混沌は、ABRAMS に Converge を彷彿とさせる粉砕的な強烈さを注入しました。切迫し、研磨された新作『Loon』は、痛烈で、飽き飽きしており、粉砕するような怒りに満ちています。物憂げなメロディは不協和音と攻撃性へと歪み、透明感のある美しさには苦渋と憤怒が宿っています。バンドの本能的なフックは失われておらず、希望に満ちた瞬間も断続的に光を放ちますが、ABRAMS が私たちの多くと同じように、激しく憤っていることは明らかです。
絶望的で沸き立つような『Loon』は、屈することを拒むバンドによる、抗いがたく熱狂的な浄化(パージ)なのです。




