Szun Waves – “New Universe”

Szun Wavesが「新しい宇宙」の到来を告げるために戻ってきた。プロデューサーの Luke Abbott(ルーク・アボット)、サックス奏者の Jack Wyllie(ジャック・ワイリー)(Portico Quartet)、ドラマーの Laurence Pike(ローレンス・パイク)(Triosk/PVT/Liars)からなるこのトリオは、豪華なニューアルバム ‘Earth Patterns’ のために再集結したのである。

アルバム・セッションは、2019年のヨーロッパ・ツアーの終盤に行われ、3日間スタジオにこもって即興演奏を行った。ライブからインスパイアされたものもあれば、スタジオで生まれたばかりのものもあり、5年ぶり3作目のアルバムに仕上げる準備が整った。エレクトロニクスに精通したJames Holdenとプロデューサー兼エンジニアのDavid Pyeのプロデュースにより、Szun Wavesはこれまでで最も完成度の高いアルバムに仕上がりました。

「私たちが完成させたレコードは、感情の発露だと思います」とアボットは言います。「このアルバムには流動性があり、何か非常に生々しいものに触れたように感じられるんだ。前作は宇宙を漂っているような感じだったけど、この新譜は宇宙の果てから地球に降りてくる旅、大宇宙から小宇宙へのアークみたいなものだと思う」と説明している。

Dom Harwoodが手がけたリードトラック “New Universe” のビデオは、Szun Wavesの特徴であるオーガニックと奇妙さの融合、つまりスペクトラルとワイドスクリーンを見事に抽出したものとなっている。実際、HarwoodはEarth Patternsの豊かで詳細なアプローチを体現する美しいアートワークを含め、この時代のバンドのビジュアル・アイデンティティをあらゆる側面から手がけている。

Posted on 05/26/2022