OMBIIGIZI – “Cherry Coke”

OMBIIGIZIは、Zoon(Daniel Monkman)と Status/Non-Status(Adam Sturgeon)というアニシュナベのアーティストによるコラボレーションで、音を通して彼らの文化的歴史を探求している作品です。ダニエルとアダムは、それぞれのユニークな先住民族の遺産と個人的な音楽的構造を融合させ、歌詞に家族の物語を吹き込み、真実を明らかにし、相違点の中に共通点を見出します。デビュー・アルバム ‘Sewn Back Together‘ は、アダムとダニエルが共同制作者として、またコミュニティの個性的なメンバーとして、互いへのコミットメントを反映した、個性の融合である。

デビュー・シングル “Residential Military” に続き、Ombiigiziはアルバムのオープニング・トラック “Cherry Coke” をリリースします。この曲はダニエルの亡くなった父親への切ないオードで、彼のシロップ状のボーカルが、唸るギターとドラムの音をリードしています。ダニエルは “Cherry Coke” に込められた意味を次のように語っている。

「若い頃、学校でよく喧嘩をしたんだ。その中のひとつに “Happy Thought” という学校があったんだけど、そこは皮肉にも人種差別的な田舎の農民のような人たちでいっぱいだった。母が罰として僕をレズの父の家に預け、”男” であることを教えてくれたんだと思う。父はとても複雑な人間でしたが、特に私がオジブウェイであることを子供たちにからかわれたことを説明すると、とても思いやりのある人でした。父はいつも私を家に泊めてくれて、よくレズ・ストアでポテトチップスとバニラコークを買ってくれました。歌詞と曲のタイトルは、このような私の子供時代と父との思い出からインスパイアされたものです」

それでも私はあなたがどこに行くのか不思議です
それでも私はあなたがどこに隠れているのだろう
それでも私はどこに行くのだろう
ヒルズ・アイ・ローミング

それでも私はあなたがどこにいるのか気になる
いつになったら見つかるのだろう
そばにいる

チェリーコーク
オンタリオ州

それでも私はあなたがどこにいるのだろうと思う
いつ出て行くんだろう
中にいて
私のそばに

チェリーコーク
オンタリオ州

Posted on 01/21/2022